7月28日に、初めて担当の言語聴覚士Kさんとお会いし第1回目のレッスン(?)を行いました。 場所は病院ではなく支援組織の建物。 10時30分の約束でしたが10時に着き、ベルを鳴らすと、ご本人が出て来てドアを開けてくださいました。

というのも、今は夏休みなので、彼女以外誰もいなかったんですね。

言語テストを担当してくれた病院の言語聴覚士さんがおっしゃっていたように「ベタランだけど定年にはまだ間のある」中高年の女性。 以前は聾学校に勤めていらしたそう。 ここで言語聴覚士と働いているのは50%(パートタイム)のみと聞いていたのですが、後の半分は大学の方に行っているそうです。 (講義を受けているのか、講義をしているのかは分かりませんが。)

約束の時間より早いけど始めましょうと、今回は10時から12時まで レッスンしてくださいました。 通常は1時間ほどだそうです。 それに今回はレッスンというか、私と話していた方が多かったです。 初対面なので、どうしても情報交換となってしまいます。

息子の言語テストの結果を見て、典型的な難聴児の例だとおっしゃっていました。 息子と話していても、冠詞を抜かしたり、m, n の音の区別、それから鼻に抜ける g の音など、聞こえていないから発音できていないわね、と。 

余談ですが、鼻に抜ける g の音は、日本でも昔の江戸の人は「が」と言うとき「んがぁ」という感じで鼻に抜ける発音をしていたと聞いたことがあり、私も現地語ではそのことを意識して発音しています。 意識してそうしないと、私にしても「聞き慣れない、聞こえない」音なので、聞き逃し発音できません。 冠詞も日本語にはないので、いつも落としてしまいます。 この点、現地語に不自由な私と難聴の息子は同じだなぁと、いつも思うのです。

今回通された部屋の棚には「ボードゲーム(盤上ゲーム)」がズラリと並び、圧倒されました。 どれも独語のゲームばかり。 K先生曰く、小さな子供達の言語発達のためにボードゲームを利用しているそう。 この国ではあまりボードゲームはしないけれど(確かに、コンピューターゲームの方が発達していますね)ドイツでは盛んでいろいろなゲームがあるから、全てドイツから取り寄せているとのことでした。
息子のために一つ新しいゲームの箱を開けてくれたのですが、説明はもちろん独語。 ゲームの仕方がよく分からないようで適当に始めましたがルールが分かってないのでゲームが円滑に進みません。 ゲームは借りて家で遊んで喋る練習してくださいとのことで、私が「説明書もいただきますよ。
 パパは独語できるので」と言ったら、「私も読めます。 早く読めないだけ」と言われたのが、ちょっとアカデミックな人にありがちな態度だなーと思いました。 (自分ができないと思われるのが許せない。)

それと、息子はボキャブラリーには大して問題がないのですが、「これはヘルメット、これは帽子(キャップ)。 この違いをきちんと教えないと」と言って強調するのですが、その違いは息子は最初から分かっています。 それより、「今日、明日、今」といった時制が分かっていないようで、どうすればいいかと聞いたら、「とにかく一緒に話すように」と、それだけ(笑)。 具体的なこと知りたいのに。

ちょっと経験豊富な方にありがちな、自分のやり方が正しくと思い込み自分のやり方を通す、それゆえ臨機応変にできないタイプかと危惧もしています。

でも、まだ今回は初めてだし、都合がつけば夫にも参加してもらいたいし、夫も病院の言語聴覚士さんから「合わないようなら替えることもできますよ」と言われたとき、ひとまずクリスマスまで様子見てそれから考えたいと思いますと言っていたし。

今後は3週間毎に会うようにし、次回は8月12日。 あ、もう来週だ。 

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