言語聴覚士の先生が、「聴覚障害の子供達は視覚が発達する傾向にあるのよ」とおっしゃっていたのですが、息子にあてはまります。

例えば、Memoというゲームは、カードを裏返しにし同じ絵の2枚組カードを当てる神経衰弱ですが、息子はこれが得意。 確か息子が3歳位のときに、お土産としてこのゲームをいただき家で遊んでいました。 それから保育園でこのゲームで遊んだとき、息子がどんどん当てるので先生がびっくりなさったことがあります。 そのときは「うちでもやっているから慣れているんですよ」と答え、実際そう思っていました。 (今はみんなコンピューターゲームで、こんなレトロなゲーム しないだろうから、と。)

4歳になって、指の力が強くなり鉛筆がしっかり持てるようになってから、絵を描き始めるようになりました。

ちょっと驚いたのは、テレビ(うちはYouTube)で観たものを、そのまま特徴を掴んで描くようになったこと。 例えば、子供向けの太陽系や宇宙についての番組が好きでよく観ていて、見終わった後に絵を描き始めます。 太陽系の惑星を、シンプルながらそれぞれ特徴を掴んで、描いていきます。 全部観たものを覚えているんですね。 それから、『ドラえもん』の映画に出てきた、ヒヨコみたいなロボットの絵を描いたとき、殻の帽子に黒い点(●)が3つ描いてあったのです。 何だこれ?と思っていて、再度その映画を一緒に観たとき、そのロボットの帽子には確かに黒い●が3つ付いていたのです。 こんな細かいこと覚えているなんて、すごいなーとびっくりしたり感心したり、それとも発達障害?とも思ったり。 (当時はまだ聴覚障害は発覚していなかったので。)

私も夫も子供の頃、イラストや漫画みたいな絵を描くのが好きで 得意でもあったので、やはりDNAかしらーと思っていたのですが。 よく聞こえない分、目で見て情報を得ようと視覚が発達するためでもあったらしいですね。

先日、泊まりがけで家族旅行をしましたが、そのときのことを、絵に描いているのです。 それも、どんな電車に乗り、誰と会い、何して遊んだか、1シーン1シーンを描いているんですね。 それを見て、話すよりも絵で描いて説明しているんだ、と思いました。

何も話さないので、分かっていない理解していなんだと思いがちですが、説明する手段として語ることは困難。 でも、自分の経験を、絵で視覚で表すことは出来る。 その方が話すより簡単で得意なんだ、と気気付いたのでした。

にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へにほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ