サポートチームとの初面談の前の週の木曜日(5月21日)は、補聴器を装着し始めてから最初の検査(聴力測定)でした。

聴覚関連で病院や支援機関のある町まで行くことが多くなり、その都度保育園を休ませ親が付き添っていくので大変ですね。 でも原因が分かって、全てが息子のためになることなんですから、苦ではありません。

この日の検査はL先生と、補聴器を装着しての聴力測定。 新しくできたばかりのオーディオルームで。 (いつも病院に来ると工事の音がするなぁと思っていたら、あちこち改装中らしい。) 息子は既にL先生に懐いて(けっこう誰とでも親しくしちゃう性格)、片方の手をパパと握り、もうひとつの手は、ママじゃなくてさっさとL先生の手を握っている。 (病院の中は迷路なので、ママより先生の手を握る方が安全ですが。 そういえば、最初にL先生に会ったとき、 いきなり抱きついて胸の部分触っていたと夫が言っていましたが、、、 L先生は若い女性。)

今までの検査は、息子がヘッドフォンを着けていましたが、今回は私たちにも測定の音が聞こえます。 ピーというような音が聞こえれば、息子は手元にある積み木を重ねていきます。 (その音は先生がパソコンを操作して出すのですが、前回は音を聞くんじゃなくて、先生の手元を見て判断していた息子。。。)

ときどき、音が鳴っているのに無反応である息子に、やはりぎょっとします。

補聴器をしていると、全ての音は、問題ない範囲で聞こえているようです。 左耳の聴力の方が低いので、補聴器の調節をしてくれました。

しかし、その夜はずした時に気づいたのですが、左耳と右耳の補聴器が逆に装着してありました。 (補聴器には、右は赤、左は青の印がついています。) ときどきL先生ぬけたとこがあるんだけど、大丈夫かなぁ、、、

 前回4月の検査のとき、L先生の白衣のお腹がほんのり膨らんでいたので、帰ってから夫に、すぐに産休に入っちゃうかもねーと言ったら、全然気づかなかった夫はびっくり。 でも、今回は夫にも分かったし、本人も「次回の検査は9月か10月になりますが、私は育児休暇中なので代わりに同僚が診ます。 でも、その後は私も復帰しますので」とおっしゃっていました。

この国では、育児休暇は一人の子につき1年半ほど国から支給されますが、両親が半々取得することが奨励されています。 そうはいっても母親の方が長めに、または全期間取得する方が多いみたいですが。 L先生のところは公平に分けて取るのかな。

(企業や個人任せではなく、国の制度で、0歳児を保育園に預ける必要を出さない。 日本も、そうなって欲しい。)

前回、補聴器を貰ったとき、先生から補聴器後の日記をつけ気づいたことを記しておくといいと言われたので、私がコツコツ(日本語で)書いていた日記を(夫が現地語で)読み上げ、息子の聴覚から言語能力、問題について話し、補聴器については既に慣れ毎日装着しているので素晴らしい、言語能力の問題については、すぐに言語聴覚士を紹介するからと言われ、終了。
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