息子が学校から予防接種のお知らせをもらってきた。 HPVワクチン。 日本では「子宮頸がんワクチン」とも言われるようで、小6から高1の女子を対象に2010年に接種が開始され、2013年には無料で定期接種になったものの摂取後の後遺症を訴える児童が続出しメディアで騒がれたため、事実上の摂取率は1%に落ちてしまったそう。

NHK 子宮がんワクチン接種再開検討 打つ?打たない?

在住国でも女子児童を対象としたHPVワクチン接種は2010年に導入され、私は日本の報道をなんとなく知っていたため、ここでは問題になっていないのかな〜と疑問に思っていたのですが、やはり副反応や後遺症が出たという話はあったものの、それはどのワクチンにも当てはまるとのことで、積極的な接種は続けられています。 

そして2020年から男子にも導入。 小学5年生(11歳前後)が対象です。 なので、今年(2021年)小5の息子はHPVワクチンを受けることができます。 もちろん、受けたくない人は受けなくてもいい。 この年齢なので、最終的な判断は保護者(接種にしても、拒否にしても、保護者がサインをして学校の保健医に提出)。

日本では「子宮頸がんワクチン」とも言われるようですが、在住国ではHPVが原因で癌になる人は、毎年女性で800人、男性で300人いるそうです。 性交渉で男性から女性にうつり、女性が子宮頸がんになる原因にもなります。 世界中で接種され安全で効果的なワクチンであると、案内書にあります。

私と夫は息子にHPVワクチンを受けさせたい。 しかし、もちろん息子は受けたくない。 アンチ・ワクチンなのではなく、注射が怖いのです。 ←3年前の学校での予防接種も大騒ぎしました・・・

まず息子にHPVワクチンとは何ぞや? なぜ接種した方が良いのか? 受けない人たちもいる実情も説明し、私たち親の意見を伝え、息子の意見を聞き、接種に納得してもらい、当日は「痛くならない絆創膏(麻酔剤のパッチ)」を貼り、父親が一緒に付き添う、という方向で準備していきます。

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