バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

カテゴリ: 言語聴覚療法

先週の水曜日(2月22日)、新しい言語聴覚療法士さんに会いました。 引っ越しに伴い、病院が以前の管轄と違うところになったため。

8月に初めての面会予約の通知が来たのですが、引っ越しの翌週だったため延期してもらい、息子も学校に入学したばかりで、まだ何もかもが落ち着かない状況であること療法士さんが考慮してくれ、まずは息子抜きで親から話を聞こうと、夫のみが病院に行って会ったのが9月。

夫の話によると、新しい療法士さんはベテランらしい落ち着いた女性で、以前の言語聴覚士さんから受け取ったデータを見ながら質問をし、1時間ほど話し合ったそう。 データでは息子が日本語とのバイリンガル環境にいることは触れてなく、そのことに興味を持ち、夫が以前は日本語と現地語同じくらいのレベルか日本語の方が勝っていることもあったが、いまは現地語の方がメインになってきていると話すと、それなら問題ないから二言語を続けて、とのこと。 

それと、当時息子は「どもり(吃音)」が出るようになり、それもかなり酷く、(現地語、日本語とも)喋るたびにどもっていたので、そのことを相談。 すると、翌日には郵便で吃音に関する資料のコピーを送ってくださりました。 このことからも、かなり手応えのある言語聴覚士さんだなと、私は期待する一方、いままでの言語聴覚療法は時間の無駄にしか感じられなかったので、まだ病院に行かなくちゃいけないのは面倒だとの思いも強かったです。

落ち着いたら息子を交えて会いたいとのことでしたが、10月か11月に予約を入れてくださいと通知が来たので電話すると、今年は予約がいっぱいだと言われ翌年の1月半ばの13時に夫が予約を入れたのですが、12時に学校が終わるのに電車に乗って行ってそれじゃあ間に合わないと私が時間の変更を申し入れ、しかしその日は親子供どもインフルエンザで寝込んでいたので、キャンセル。 新しい面会日の通知が来たものの、学校を休むことになるので、2月下旬の「冬春休暇」(この前1月で新学期が始まったと思ったら、2月下旬に恒例の1週間休暇がまたあるんですよー、ヨーロッパの学校では)の週にしてもらえないかと電話をすると、快く変更してくれ、ようやく息子と私が新しい言語聴覚士に会えたのが、2月の終わりでした。

私が思った通りの、年齢は50歳後半か60歳代のベテランらしい落ち着いた女性で、とても話しやすかったです。 いつも通り、まったく落ち着きのない息子。 側にあったゲームを見つけ、これやりたいと言う。 じゃあ、まずは(お馴染みの)ゲームから。 カードに描いてあるある絵を説明する形式のもの。 先生は、こうして息子に喋らせながら、息子の語彙、言葉遣い、発音や話し方を観察し、ときおりメモにペンを走らせます。 もうひとつ似たようなゲームをし、息子に家族や学校のことなどを聞き、これからお母さんとお話しがあるんだけどと言うと、息子は自ら絵を描いていると言い、紙とペンを受け取ると、私と先生が30分ほど話し込んでいる間、まったく大人しく絵に集中。 (さっきの落ち着きのなさがウソのようなのです。)

息子のどもりは、ずいぶん良くなったものの、やはり時折出てきます。 私が見ていて息子が「どもる」のは、ちょっと興奮状態なとき、話したいことが沢山あるのに、なかなか言葉が出てこないときと説明し、あなたたちはどう対応すると聞かれ、夫も私も「落ち着きなさい。考えてから、ゆっくり話なさい」と言うと答えました。 先生は、それは良い、相手の目を見て話すのね、と言われたのですが、実は私は息子の目を見て話しているかというと・・・ 上からギャーギャー怒鳴っているだけなんですが・・・ それに息子とは身長差があるので、息子の目の高さに行って、目を見て話すって、出来てない・・・と思ったのでした。 (今後気を付けよう。)

吃音の種類を聞かれたのですが、「私、私、私」というように単語を繰り返す、「ーっむ」というように口をつむぐというより、「でっでっ、でも。 そっ、そっ、それは」というように、出だしの部分を繰り返すことが多いです、息子の場合は。

言語聴覚士さんから学校の先生に、息子さんの吃音についてアドバイスすることもできるけど?と聞かれたので、ぜひとお願いすると、先生宛に一筆(相談内容とご自分の連絡先)書いてくださりました。 このようなことを、ささっとしてくださるなんて、と感動。 (年齢的には同じベテランだけど、長期間かかって疲労困憊だけで終わったC先生とはえらい違い。)

また息子のバイリンガル環境について、あなたは息子さんと日本語でコンタクトを続けていくつもりなの?と聞き、負担にならない限りはと答えると、とても素晴らしは、ぜひ二言語を続けて、息子さんに日本語を与えてあげてと、とても嬉しそうに言ってくれたのでした。

以前の病院の言語聴覚士さんは、データにも記さなかったように、バイリンガルについては何の考慮もなく(興味なかったのかな?)、現地語だけだったので、先生によって対応も違ってくるのを実感。

この新しいK先生に最初に出会えていたら~と思わずにはいられませんね。 初めて満足のいく言語聴覚療法士さんとの1時間強。 

3か月後に、また会いましょうとのことでした。
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聴覚検査の前日(5月23日)は、言語聴覚療法で病院に行きました。 (病院の言語聴覚士さんは、次回の面会希望日を聞いてくださるので、この日はうまく保育園の臨時休園日にあてたのですが、その後届いた聴覚検査日がその翌日・・・)

前回に引き続き、絵カードに書いてある絵を説明し同じオブジェクトを同じ位置に置いていくというゲームをしました。 (人物や物体の描写、位置関係がきちんと把握でき、説明できるか。)

先生は、「説明することに関しては、特に問題はないようね。 文法と発音には、まだ問題があります。 次回は発音を見ましょう。 それで、一連の言語聴覚療法は終わり。 もう療育センターの言語聴覚士さんに行く必要もありませんよ。」とのことで、ホッ。

もう療育センターの言語聴覚士さんの方には行きたくありません(笑)。

それから、秋から息子が通うことになる、難聴児のための特別支援学校のS校に、息子のデータを送ったこと、また息子と同じ学年(クラス)に通うことになる子供たちのことを、先生ご自身も診察していて知っていることを話してくれました。

「どの子も息子さんと同じように、話すことに困難がみられます。 だから、みんなと一緒に言語聴覚士さんと訓練するようになれば、とっても効果があると思う。」とのこと。

私も、とても期待しているし、S校にして良かったと思うけれど、同じ問題がある子たちと言語聴覚士について訓練する方がいいのか、普通の学校に行って他の子供たちと接して自然と学ぶ方が息子にとっていいのか、やはりまだちょっと、心が揺れる思いもあります。

それにしても、息子は、話すのが困難(発音、文法に問題があり、会話が支離滅裂)ですが、お喋りなのに変わりはない!

この日も、超ご機嫌で、先生に(日本から貰った)トランスフォーマーのおもちゃを見せたり、抱きついたり、積極的にしたいゲームを選らぶと思うと、すぐに飽きたり、その間もペラペラペラペラひたすら喋っている。 ちょっと落ち着いて静かにして~と、こっちはグッタリなのでした。
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昨日(4月21日)は、息子を病院の言語聴覚士に連れて行きました。 2か月ぶりだったかな? 

最初に先生が「ヘビはなんて言う? Shhhh…ね」と言い、息子にヘビのぬいぐるみを袋から取り出させ、ゲームを始めました。 Sから始まる単語が書いてある絵カードを引き、その単語を言い、樽から首が飛び出すおもちゃ(「黒ひげ危機一髪」のフロスト・ヴァージン)に剣を刺していきます。 

息子はSの発音は問題なく言えるようです。 「シュ」と軽く言うよりも、日本語の「シ」という感じで重くなるけど。

しかし、すぐに息子は集中力をなくし、ゲーム途中で机の上に置いてある別のゲームをしたがる・・・ (毎回このパターン。 集中力が続かない。)

なんとか全てのカードを終わらせ、その次のゲームは、大きな台紙に背景が描いてあり、人物や動物や小物の型をその上に置いて絵を完成させるというもの。 小さめのカードには、台紙と同じ風景に既に人物や動物や小物が描かれており、一人はこのカードを見ながらどこに何があるか説明する。 もう一人は説明を聞きながら、人物等の型を台紙に置いていく。

「オレンジと黄色の縞の服を着て赤い靴をはいた女の子が、池の左側に立っています。 池の葉っぱの上にカエルが座っています。」というように。

聞いて理解できるか、具体的に説明することができるか、前置詞や場所(横、前、右、左など)が的確に言えるかの確認、練習になります。

実は私が説明するとき、しどろもどろになってしまいました。 現地語に精通していない証拠ですね。

この二つのゲームは、家で応用できるので、自分で教材を作ってやってみようと思いました。(いつも思うだけで、実際はやっていませんが・・・)

しかし、最初のうち喜んでしていたけれど、また集中力が途切れ、壁にかかっていた他のゲームに心を奪われる息子・・・

その日は先生も次の予約があるとのことで、そこでお開き。 実質30分ほど。

病院の言語聴覚士さんはC先生よりずっと手ごたえがありますが、それでも、たった30~45分だけのために、親は仕事を休み、子供は保育園を休ませ、病院までバスや電車で往復し1日を潰すというのは、疲れます。

今回の言語聴覚療法、本当は2週間前の7日だったのですが、夫と息子がバスに乗っているときに言語聴覚士さんから、「子供が突然熱を出したと保育園から連絡があったので今日はキャンセルしてほしい」と携帯に電話が入ったのです。 

前にも直前になって風邪をひいたのでとキャンセルになり、既に仕事と保育園の休みをとっていたので、トホホなことがありました。 相手に非があるわけではないので、その点で文句を言うつもりはないのですが、1時間もしない言語聴覚療法に丸一日が潰れるのは、けっこうキツイ。

しかも、また5月と6月に1回ずつやるという。 月に1回だと療法としての意味があまりないうえ、毎月丸一日を無駄にするのは大きな犠牲。

でも、病院の言語聴覚士さんは、S校に息子の言語状況を伝えるといってくださり、S校に言語聴覚士さんがいて週一くらい見てもらえるなら、すごく助けになると思います。 そのような点でも、S校に入学が決まって嬉しいです。

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2月8日、22日と、病院の言語聴覚士さんの言語聴覚療法に、両日とも夫が連れて行きました。 文法に重点を置いてのトレーニングだったそう。 (私が説明受けても、結局私と息子は日本語しか話さないので、なかなか現地語のトレーニングにならないんですよね。) 

言語聴覚士さんが、前回ちょっと気になったところがあったから、と確認したのは、「比較級、最上級」。

英語でいう big, bigger, biggest という形容詞の変化です。

息子は、物を比べ、bigger, biggest という表現を使うべきところ、全て more big, very big 、「もっと大きい」「とっても大きい」と言ってしまうとか。

しかし、私はそれを聞いて、「もしかして日本語にひっぱられているかな」と思いました。 日本語では、比較級や最上級として単語が変化せず、「もっと大きい」「とっても大きい」って言いますものね。

それと、時制の文法では、will eat(未来形), be eating(現在形),  have eaten (過去完了形)の3つの形がきちんと言えないことを指摘されました。 でも、これも「過去完了」って日本語にない表現、日本人が英語を勉強するときブチあたる壁ではありませんか! 私だって、過去完了を理解するのは難しい〜(笑)。

この2点の文法については「絵カード」を貰ってきました。 例えば、時制のカードは、トラが肉を食べようとしている絵(The tiger will eat.)、トラが肉を食べている絵( The tiger is eating. )、トラが肉を食べ終わった絵(The tiger have eaten.)の3つが並んでいます。

ちなみに、絵を見ながら日本語で聞いてみたら、「食べようかなーと思っている」「食べている」「食べ終わったところ」と答えたので、日本語では何の問題もなく正解。 (「食べる」は日常的に使う言葉だからかも。他の動詞の時制では間違ったりします。)

比較級の方は「冷たい」が、cold 牛乳の絵)、colder(アイスクリームの絵)、 coldest(氷の絵)となっていて、分かりにくい! 息子は氷の絵を指し「溶けている」って言うし(溶けかかった氷の絵なので)。 抽象的な絵は誤解を招くし、言語テストでも思ったことですが、使用しえいる絵が不味い、下手!! 

文法ではいろいろ問題がありますが、息子のボキャブラリー(語彙)は豊富で、8歳児並みだそう。 (これは半年前の最初のテストでも指摘されました。) 言語聴覚士さんは、どうしてかしら?と理由を知りたがり、夫が思い当たるとこでは「興味があれば大人用でも、一緒に図入りの本を読み、年齢にとらわれず教えているからかな? 例えば、車や飛行機の部位など。」

宇宙に関しても、きっかけは幼児用の英語の歌を Youtube で観ていて出て来た「太陽系のうた」が気に入り、宇宙にも興味を持ち出すようになったので、本を買い与え、映像を探して観たりして、あっという間に、惑星の名前を全て3カ国語(英語、現地語、日本語)で覚え、それぞれの惑星の特徴も掴み、一目で分かるし、絵も詳細に描くし、詳しいことをいろいろ説明するようになりました。

しかし、先日太っている人に「太っているね」と言ってしまった件を言語聴覚士さんに話すと、やはり言語能力が3、4歳並ゆえ、6歳でも中身は4歳児の面があるとのこと。

(そして、この息子の持つアンバランスさ、中身が4歳なのに8歳児並みの知識を持っていることが、同年代の子たちとのギャップにも繋がっているのかもと気付くのですが。)

病院の言語聴覚士さんから、続けて3回の療法を受けましたが、次回は間が空き4月に入ってから。 それまでに文法トレーニングをしていきたいと思います。
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言語聴覚士さんからいただいた、一週間の月曜日から日曜日までが色分けされた表。

weeklytable

A4サイズとA3サイズをいただきました。 
ラミネート加工されているので、水性のサインペンで書き込んで消したり、ポストイットやセロテープで紙を貼ったり剥がしたりできます。

縦に7種類の色分けがされ、上に曜日が載っていて、その下の空欄に一週間のその日の予定などを書き込むようになっています。

例えば、月曜から金曜までは保育園、水曜日は歌のお稽古、土曜日はお友達の家に行く、など。

口で「今日は月曜で、明日は火曜日」「土曜にお友達の家に行くよ」と言っただけでは、分かりにくい。 このように色分けされていると、視覚から入ってきて、具体的に一週間のイメージが湧くようです。

予定の項目も、文字で書くのではなく、イラストを使った方が分かりやすいかと思います。 (特にまだ文字が読めない子の場合 ← うちの息子ですが。 また絵と文字を組み合わせると、字の解読の助けにもなるかな。)

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昨年の12月7日に7回目の言語聴覚療法があり、夫が連れて行きました。  私は、今回がC先生だとは最後だ、もう無意味なボードゲームともおさらばだ、と思っていたのですが、夫と息子は、また大きくて邪魔なボードゲームの箱を二つも抱えて帰って来て、、、

ええっ〜〜、これ何っ、今日でC先生の言語聴覚療法は終了じゃなかったの〜!?と絶叫する私。

夫は、1月に病院の言語聴覚士さんと会って話し合ってから今後どうするか決める旨を伝え、次回の予約は取らなかったけれど、C先生も病院の言語聴覚士さんと話し合って決めるそうです。  それから1ヶ月程が経ち、年が明けた1月13日に、以前言語テストをしてくれた病院の言語聴覚士のところに、息子と赴きました。

息子は、ニコニコ人懐っこく言語聴覚士さんにあれこれ話しかけています。 以前したものと同じ言語テストを再びし、息子の言語能力がどれくらい伸びているか見ます。 4つの絵があり、先生の説明に合った絵はどれかを選ぶ問題。 1枚の絵の中で登場人物が何をしているか、説明する問題。 しかし、息子はニコニコ素直にしているけれど、テストに集中できず、関係ないことを言い出したり、ズボンのサスペンダーをいじったり、席を立って「こんなこと出来るよー」とくだらないこと始めたり、、、 (「この集中力のなさが、問題だよなー」と思う私。)

テストの結果としては、前回より良くなっている。 しかし、文法上の問題はまだまだあり、今後もサポートが必要なので言語聴覚療法は続けなくてはいけないとのこと。

前置詞や時制(過去形など)が出来ていません。

そして、C先生のこと。 「この半年間、言語聴覚士のC先生と6、7回程お会いし療法を受けたわけですが、毎回ボードゲームをするだけで、文法や発音について見るわけではなく、本当にただ普通のゲームをするだけで、息子の言語発達にも進展が見られません」とお話しました。

こちらのM先生も、「心配するのは分かるわ。 ゲームばかりというのもおかしいし。 C先生と話してみます」と言ってくださり、次回、2週間後にもう一度息子と一緒にお会いすることになりました。 適切な教材や指導の仕方を用意しておくとのこと。 家でも、文法上について、前置詞や時制など、トレーニングしてくださいと言われました。

あと、言語テストの最後に、M先生が息子の側で mmthsh、といった発音をし、息子は先生の方は見ずに、同じ音を出すということをしました。 それは聞こえているようで、全部きちんと発音できていました。 thの発音なんて、きちんと歯で舌先を挟んで発音しているので、びっくり。 子供って本当に、聞いただけで、口(唇、舌、歯)をどのように使って発音するのか、分かるんですね。 そうやって発音を学んでいくんですね。 発音は、早いうちの対処が必要を実感しました。

C先生ですが、本当にこの半年、ストレスばかり溜まっていました。 

前回は、夫が息子の問題点「昨日今日明日といった時制の理解が難しいようだ」と話すと、「そういうことは言ってくれれば、こっちも対処するわよ」と、1週間の月曜から日曜が色分けされた表をくれました。息子はすぐに理解し、楽しそうに利用しています。

でも、時制の問題については、私が初めてお会いしたときにも話したけど、「どんどん話していくのが大切よ」と言うだけで、具体的なことは何も教えてくれなかったし、言語テストの結果を知っているのだから、それに基づいたプログラムを組んでくれるのかと思ったら、毎回毎回息子のニーズに沿ってないボードゲームばかり。

私たちも言語聴覚士さんにつくのは初めてなので、どういう風に進めてられていくのか分からず、先生にお任せするしかない。 でも、なんか違うような、、、という違和感が拭えず。

夫が、「C先生はベテランの業績があるけれど、子供向けではないんじゃないか」と言っていて、そうかも、と思いました。

子供だからゲームを使うのが一番との考えなんだろうけど、ゲームの内容にもよるし、そのやり方がその子に合っているとは限らない。 でも、ひたすらゲームにこだわっている。

私が「英語を今から導入すべきか」聞いたとき、「いえいえ、現地語の語順をしっかり身につける方が先よ」と言われましたが、でも、C先生と言語療法を始め半年経ちますが、まだ語順は身に付かないんでしょうか? いつ、語順に関することをしましたか?って思います。

「ゲームを通じて、ズルすることも教えます」と言っていましたが、それも特に教えてもらってないし、立派なメソッドを持っていながら、実践には至ってないように感じます。

C先生は息子との言語療法を続けたいようで、何かあったらいつでも声かけてと、連絡先もくれました。 C先生が夫に話したことには、C先生が教えていた、うちの息子と同じ年齢くらいの男の子は、毎回最後に「お前なんか嫌いだ。 お前と会うのは今日で終わりだ」という捨て台詞を残して帰って行ったとか。

そのセリフは、私も言いたい(笑)。

うちの息子は、いつもニコニコ楽しそうにしていますもんね(でも、何も分かっていないのが、問題)。 しかし、年相応の言語能力が身に付いてくれないと困ります。 それが全然できなかった、無駄にしてしまった半年間です。
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11月5日(木)、言語聴覚士さんに連れて行きました。
(ここのとこ鼻をグズグズいわせていた息子、この日の午後から熱が出始めたので、金曜も保育園を休ませ、念のため月曜も休ませ、5連休になってしまいました。 大した熱じゃないので昼間は元気だし、でも夜になると熱が上がって何度も起きるしで、親がグッタリ。)

いつもの如く、ボードゲームです。 今回は400枚の質問カードがあるゲーム。 カードの質問(絵と共に「この色は何色でしょう?」「仲間はずれはどれでしょう?」「ここにあるりんごから二つとったら、いくつ残るでしょう?」といったことが書いてある)に答えるだけのことです。

相変わらず、途中でやる気をなくしていく息子と私(笑)。  切りが良いところで切り上げ、このゲームは借りて行くことにしましたが、カードが薄いのでパウチしなくてはいけないので、郵送しますと、C先生。 

後日、丁寧に1枚1枚パウチし、A4の封筒に平に収まるよう、カードは均等に8等分され、しかも一つ一つの山札がサランラップでぐるぐるに巻かれ、厚紙に並べられ、2枚の厚紙で挟まれた状態で、その厚紙もサランラップでぐるぐるに巻かれた状態で届きました。 サランラップをほどくのに時間がかかりました。。。 C先生、マメな方なんでしょうかね。

この日、さっさとゲームを切り上げたかったのは、私に疑問質問があったからでもあります。 

質問1  難聴児にとって外国語を習うのは難しいことですか?
質問2 息子のように「感音性難聴」で高音域が聞こえない子にとって、英語を習うのは難しいことですか?
 質問3 英語学習は今すぐ始めるべきですか?

C先生の答えは、質問1に関しては「そんなことはありません」でした。

質問2と3に関しては、次回に書きますね。

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さて、10月12日の5回目の言語聴覚療法は夫が連れて行きました。 夫にとっては2回目。 どうだった?と聞くと、「とっても良かったよ!」

ええっ〜、私が散々このC先生は問題だ、替えてもらおうと言った後で、、、  

今回もゲームをしたのですが、ちょっとアドバンスになり、韻を踏んだ文章を言うようにしたり、ゲーム自体がおもしろかったらしく息子も夢中になっていたそう。 そのゲームが気に入ったようなので借りて来て、うちに帰ると早速私とやりたがりました。

他には、来年の秋に息子は小学校にあがるわけですが、難聴児用の学校(学級)に入れようか、入れるとしたらどこの学校がいいのか悩んでいて、エクスパートであるC先生に聞いてみたわけです。 すると、いろいろ裏事情など、有益なことを教えてくれ、サポートチームで学校教育担当のMさんを交えての面談を2週間後にすることを提案。 (つまり、言語聴覚士+サポートチーム+私たち親で。) 早速Mさんに時間があるか聞いてみようとしたけれどミーティング中だったので、後で連絡を貰うことに。

C先生によると、私たちが住む地域にある難聴児用の学級(公立)はあまり良くない、遠くにある難聴の特別学校(公立)は素晴らしいから、そっちの方が良い。 遠くの(別の地域にある)特別学校に通う児童にはタクシーが無料で派遣されるが、それは住んでいる地方自治体が負担することになり、自治体はお金を出したくないから渋り、そこの学校に行かせることを拒否するとのこと。

実際、私たちが住む自治体からその特別学校に通う生徒が一人いるけど、それを認めさせるために自治体との闘いなんだそう。 (難聴児の支援団体は、その話し合いのサポートもする。)  でも来年は、もう一人そっちの特別学校に行きたがっている生徒がいて、うちの息子も含めると3人になるから、タクシー代も割り勘になるし、皆で力を合わせてどうにかしようという話し。

そのとき、私は、さすがC先生、素晴らしい。 やはりこの先生で良かったのか、と思いましたが、、、

翌日、サポートチームのMさんから連絡があり、提案された日には予定があるので面談は無理と、学校については「問題は、タクシー代だけのことじゃないのよ」。

どうやらC先生、支援施設で働く人たちから色々な事情を聞いているが、実際にご自分が親御さんたちや学校と交渉して働いているわけではない。 なのに、自分であちこちから伝え聞いた断片的な情報で自分なりの意見(独断と偏見)を持っちゃっているようなんですね〜。

裏事情とか教えてもらって参考にはなるけれど、現実問題としては棚上げの状態です。 それで、やっぱり、これで良いのか悪いのか、、、って途方に暮れています。

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9月17日に4回目の言語聴覚法に行って来たのですが、、、 このままでいいのか、疑問です。

やったことと言えば、相変わらずボードゲームなのですが、今回は、紙の箱でできた部屋に家具を置いていくというもの。 カードを引いて描いてある絵(家具)を「これは机。 窓の下に置きましょう」と言って、家具の名前や位置の言い方を覚えていこうという魂胆なのですが、、、 いやぁ、そんなの日常のことなので、全部分かってますって。

やるせなかったのは、日本語でも言わせるのですが、「ベットは日本語でベッドと言うのね。 ベット、ベット」とか連呼して、それに何の意味があるの、、、 そのゲームを借りて「家でも何回も行うように」と言われたけれど、シンドイですよ。 全然息子の年齢にも合ってないゲームですし。

先生は「メイシーちゃん」のボードゲームも持っていて、息子は知ったキャラクターなのでそっちの方に興味があったのですが、「これは今度」と言って触らせてもらわなかったのが不服なようで、「なんであのゲームはしなかったの?」と後で私にも聞いてくるし。 

言語聴覚法に行く日は、保育園を丸一日休ませなくてはいけない。 1時間かけて行って、1時間の無意味な聴覚療法をして、また1時間かけて帰って、丸一日を無駄に潰すのに耐えられなくなってきました。

夫にも相談し、最初に言語試験を行ってくださった病院勤務の言語聴覚士に連絡。 事情を説明し、今年いっぱいはC先生についていくけれど、来年の1月になったら再び病院で言語試験を行い、他の言語聴覚士さんとの療法も試してみようとなりました。

最初に、言語聴覚士が合わなかったら替えることも出来ます、と言われていましたが、そのとき、「この先生は問題があるのかな」とか「替えてもらうケースも多いのかな」とか思ったのですが。 

夫は、言語聴覚療法にはまだ一度しか行ったことがないので、次回は夫に行ってもらうことにしました。 とにかく、今年いっぱい。 って、もう3ヶ月切っているんですね!

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言語聴覚療法第3回目(8月31日)は、初めてパパが参加しました。 私は行かず、言語聴覚士、息子、夫の3人だったので、以下は夫から聞いた話。いつものようにゲームを始めます。 最初のゲームはしたものの、また別にゲームをしようとすると、「ゲームばっかりでつまんなーい!」と拒否。 そこで言語聴覚師夫と二人でゲームを始めると、ちょっと興味を示し一緒にやり始めたそう。 計3回のゲームのうち、ひとつは嫌がり途中放棄、ひとつはとても上手に楽しんでゲームをしていたとのこと。

言語聴覚士さん曰く、「前回のゲームのとき、息子さんは負けたのがおもしろくなく、投げ出しました。 負けることも学ばなくちゃね。 私がゲームを通じて教えたいのは、まず一緒にゲームをすること。 次に、負けること。 それから、ズルすこと。

その話を聞き、目が開く思い。 「ズルすることを学ぶ」 それは、まさに息子が必要としていることです。

3歳くらいになると、他の子供達は「狡賢さ」が出てきたのに、うちの息子はいつまでたっても、純粋で人を疑わず、人を騙さず、意地悪されているのに分からず。 それが、やはり他の子と違うと思ったし、この先このままじゃ騙されちゃうよ!と心配でたまらなかったのです。

大人としては、無垢で無邪気な息子のことを「いい子ね」と好ましく思うけど、本人にとってはマイナス要素でしかありません。

そして、やはり難聴の子は、言葉を全部理解できていないので、周りの大人達やもっと大きい子たちが無意識にしている(或いは意識してしている)悪いことを理解し、自然と身につけることができないんだ、と確認する思いでした。 大人は、自分たちは狡いことしているのに、子供には良いことしか教えませんもんね。 また、悪いことをそそのかされても、それが悪いことだと理解できず、言いなりになり、良いように使われる可能性もあるし。 (ああ、心配事が絶えない。)

今までゲーム療法を疑問に思っていましたが、きちんと意味があったんですね。 流石ベテランの先生です。 難聴児の特性をよく知っていらっしゃる、と信頼できるようになりました。

夫は先生と他にも、興味深く踏み込んだ話もしていて、備忘録とし、おいおいブログに書いていきたいと思います。

そうそう、ようやく数日前に修理されたイヤーモルドが戻って来ました。 今回初めて補聴器を着け言語聴覚療法に臨みました。 (息子の態度に代わり映えはないようですが。)
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