バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

カテゴリ: 空手

1月半ばから始めた空手教室(週2回、各1時間)。 道着も購入し「3月から週2回きっちり通わせたらどうなるか」と前回の空手記事に書いていましたが、3月には(新型コロナウィルスのため)練習中止になってしまったよ~~。

せっかくいい感じだったのに・・・

しかし4月から屋外(道場として使用している学校の体育館の外のサッカー場)で練習再開! 火曜の夕方7時からと土曜の11時。 ちょうど気候も良くなり日照時間も長くなってきたので、屋外が快適です。

息子も喜んで・・・と思ったら、「行きたくない」とか言い出す! しかし、連れて行くと誰よりも喜んで駆け回り、練習後は「楽しかった! 行って良かった!」

「でも、行く前は嫌だな~と思っちゃうのよねー。 どうしてかなー?」

どうやら、月曜の朝学校に行きたくない気持ちになる、のと同じ原理らしい。 

吉濱ツトムさんの公式ブログに書いてあることは、とっても的確で感心してしまうのですが、「何となくという理由の不登校児を休ませると引き込もりになる」も、本当にそうだ!と思いました。

まさしく、うちの息子ですね。 気をつけなければ。

空手は息子に合っているよだし、子供から大人までの幅広い年齢層の人たちと出会え、同じ目的で(競い合うのではなく心身を高めるため)体を動かすのもいいな~と今後にも期待。

先日の学校の保護者面談で、息子は学校の授業でフロアボール球技をするのを嫌がり、それはキーパーになってゴールを入れられると自分の責任だと思い、それが怖いらしいと言われました。 (よく日本では、日本人は「自分の責任だ」という自負の念に駆られたり、周りから非難されたりしますが、息子もそう思ってしまうのだろうか!?)

私もチームでボールを使う球技は苦手でした。 なので息子が自分に合うスポーツに出会えたとしたら嬉しいな。
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1月から「空手」クラブに通い始めた息子。 何かスポーツをさせたかったが団体競技は向かないし、遠くに通うのも車がないから無理だし。 ちょうど近くの小中学校(息子が通う学校)の体育館(息子が体育の授業で使用している)で、空手教室が開かれている(空手クラブが練習している)ので連れて行ってみました。

子供(8歳から高校生くらいまでを対象)にした練習は週2回(木曜の夕方と土曜の昼間で各1時間)あり、最初の5回を無料体験でき、息子は意欲的で楽しく取り組んでいるので正式に入会しました。 空手は日本(琉球時代の沖縄)を起源としたスポーツだけど、私自身は空手というと瓦割のイメージと映画「ベスト・キッド Karate Kid(主演男優のファンで当時観に行った~)」しか知らない・・・ しかし、息子が練習する姿を見て、空手は体と心を無理なく鍛えるのに息子にとってピッタリかもと思いました。

まず全員で準備運動的なこと、腕立て伏せやら走り込みやらをしますが、和気あいあいと遊び心も含めてやる感じ。 それから6人くらいのグループに分かれて、指導者のもと型の練習をします。 左足、右足、左腕、右腕、そして体全体・・・すべての体の筋肉を使うんですね。 筋肉ふにゃふにゃの息子にとって、これはすごく良いトレーニング!

右足を出し、左足を出し、右手を出し、左手を出し・・・って、こういうのは自閉症の子にとって苦手な場合が多く、息子もそう。 いっつも間違った方の足や手を出してしまう・・・

息子は踊るのが好きなのでダンス教室に通わせようかと思ったけれど、S校の授業でダンス教室に行ったとき皆と同じように手足を動かせなく癇癪を起しやめてしまった経験があります。 自分勝手に踊るのは楽しいけど、インストラクターが教えるように、皆と一緒にするのは困難だし楽しくないんですね。 だから空手もそうなるかなと思ったのですが・・・

息子は「難しいよー。どうしても間違ってしまう。」と言いつつ、癇癪を起す気配も投げ出す気配もない。 取り組みたいという意思がある。 これにはビックリ。

指導者の人たちには最初に、息子には聴覚障害(難聴)と発達障害(自閉症)があることを伝えました。 人の話を聞かなかったり、すぐにふざけたりして、他の真面目に取り組む子供たちに影響がある心配も話すと、本人にやりたい意思があればかまわないとのこと。

実際同年代の子とすぐにじゃれ合ってふざけたりするんですよね・・・ でも、年上の子供(中高生)たちの言うことは素直に聞いたり、他の人たちとの重要な交流の場ともなりそう。

やはり武道をさせたかったのは、礼儀作法も身に着けさせたいという期待もありました。(そう思うのは日本人だけでなく、こっちの親もそう期待して空手やテコンドーなどの武道を子供にやらせる。) 空手の場合は日本語を使うので(いちにっサンなど数字の掛け声、型の名前、「黙想」など・・・ 最後に一列に並び「黙想」をして終わるのですが、この「モクソウ」を私は知らず「黙祷」だと思った・・・💦)それも息子にとっては親しみやすいスポーツだと思って。

実は4,5歳の時に「柔道」させようと思ったんですよね。 以前住んでいた町に大きな武道センターがあって、柔道は4,5歳から始められたので。 まだ聴覚障害も発達障害も診断が出てなかったとき。 しかし体験レッスン連れてったら、まったくできなくて(勝手なこと始めちゃって)、途中で夫が無理やり引き離し帰ってきたんだけど、道中ずっーと泣き叫び続けていた・・・(家で待っていた私にその声が聞こえた。)

そして、この町に引っ越して、2年前に別の空手クラブにも連れて行ったのです。 この町には二つ空手クラブがあり、一つは40年前からある老舗。 今通っているのは、そこから枝分かれしたクラブ。 その時は夫が聞いた噂によると、今通っている方は古いクラブに反発し、勝手なことをやり始め、日本の空手協会からも認識されていない、というものでした。 で、老舗の方に連れて行った(うちから20分ほど離れた学校の体育館)。 

息子は最初のうち興味持ったものの、全員で練習中に「僕は(日本語で)10まで数えられるよー」と言ったり、空気を読まない本領を発揮。 そして無料体験3回した後「もう行かない」と。 そのときはちょうど、S校での問題行動が明確になってきた時期でもありました。

今回、息子に確認したらまた空手をやりたいとのことで、最初は老舗の方にまた行くつもりだったのです。 でも、近くにある方も覗いてみたら?と渋る夫に言って連れて行ってもらったら、夫曰く「こっちの方がずっと良かったよ!フレンドリーだし、ちいさなグループに分かれて指導してもらえるし」と一発で気に入り、老舗に行く必要はないと。

道着も購入し、息子は帯の色をつけたいと意欲的で、自然とモチベーションを持っているので、これまたビックリ。 (息子にモチベーションを持たせるのは至難のわざなので。) 1か月ほど毎回通っていたけれど、休暇が入ったりで休ませることが続き、また3月から週2回きっちり通わせたらどうなるか、楽しみであり怖くもあります(また突然投げ出すかも・・・)。
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