バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

カテゴリ:発達障害 > 特別支援学級

息子の学校、特別支援クラス、今週から新しい授業時間となりました。 9月の保護者会のときに授業時間が増えるとは言っていたのですが、その後何も起こらなかったので来期からかと思っていたら、冬休みの2週間前に突然。

始まる時間は今までと同じ8時20分ですが、終業時間が今まで一律13時20分だったのが、

月曜 13時40分 (+20分)
火曜 14時45分 (+1時間25分)
水曜 14時40分 (+1時間30分)
木曜 13時40分 (+20分)
金曜 13時45分 (+25分)

なんなんでしょう、この微妙な時間配分は。 それでも15時前に終わっちゃうので一般の学校より授業時間は短いです。

市の教育委員会が体育の時間を(今の子供は外遊びをしないし肥満も問題になっているから)増やすことに決め、そのための時間調整だそうですが、体育以外の授業も増えるということでしょうか。 

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保護者会も三者面談も終わり、親としては学校の全貌というか状況も把握し、息子も元気に通っています。 

10月の初めにあった三者面談(正確には先生二人、親も二人参加で、息子を入れれば5人)では、最初の15分は息子が今やっていること今後の抱負なんかを発表。 ちょっと恥ずかしそうというか居心地悪そうでした(笑)。 そういう私も・・・(家では私が一方的に今日学校で何したの?勉強しなさい!とか言ってるだけだもんね。)

三者面談を受け持ってくれたのは、最初からB校への窓口となっていたL先生と、数学が担当のM先生(長髪でいつも皮のベストを着ている年配の男性)でした。 先生方は6人いて、それぞれ担当がありますが、毎日全員で顔を合わせ生徒たちについての情報を共有しています。

13時45分から始めて終わったときは15時半過ぎ! 最初に先生たちが1時間ほど息子の学校の様子を話してくれたのですが、それだけよく見て考えてくれているんですね。 私たちの方もいろいろ聞きたいことがあり、約2時間の話し合いに。 

息子にとって良い学校を探すために、前に住んでいた町の中で引っ越しを考え、S校がベストだろうとここに移り住んだけど、そのS校も息子には合わず、でもようやくここなら大丈夫という学校に出会え、漂流していてやっと安住の地にたどり着いた感じだね・・・と夫がしみじみと言ったのでした。

こうして息子はすっかり学校に馴染み、落ち着いて勉強にも取り組んでいるし、クラスメートとも友情を深めていますが、私の方はなんだかダラダラしてしまって・・・ 気が付けば、来週は1週間の「秋休み」。 秋休みが終われば11月でクリスマス一色になりますね。 ということは、すぐにクリスマス休暇で今年も終わり!ということに気づき愕然としています。 

息子が学校に馴染み落ち着いたら、息子が家でも有意義に過ごせるようスケジュールを作り、日本語・算数・読書・時事(子供ニュース)・家の手伝い等を一緒にやらせようと思っていたのに。 息子が学校から帰ってゲーム始めたら、私も一緒になってダラダラネットみたりしちゃって・・・ いかん、いかん、秋休みが終わったら・・・ と、また先延ばし。
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新しい学校(発達障碍児のための支援級、通称B校)に通い始め、最初のうちは行き渋りもあった息子ですが、3週間も過ぎると問題なく登校、先週の週末なんて「わーい、明日は学校だ。いろいろ新しいことを勉強するのが楽しみだ。」なんて言っていました。 今日で9月の最終週も終わり。 先日は保護者会もあり、B校の全貌(?)も分かってきて、親も息子も満足している状態です。 そして、この学校に通うことができたのは、すごくラッキーだと思います。

学校は広い庭付き民家で落ち着いた環境。 生徒は6年生が3人と(息子を含む)3年生が2人に対し先生方は6人。 それぞれ専門教科を持っています。 授業は個人で(小さな簡素な部屋にこもり、先生と一対一で)することもあれば、全員ですることも。 通常学校を目指しグループでの授業にも慣れるため。

音楽の授業は全員で(隣接する普通校の)音楽室に行き、体育の授業も全員で体育館に行き、週に1回隣町の市民プールで水泳の授業があり、家庭科の時間3年生の二人はミシン室に行って息子の以前のクラスと合同実習。 金曜日はみんなで子供ニュースを観、ケーキを焼いておやつを食べる。 

ただ授業が毎日(1年から6年まで全員)、8時20分から13時20分までなので短いですよね。 ほとんど個人授業だから、長い時間多数の生徒と一緒に分からない授業を受けているより学んだことは定着するようですが。

保護者会のとき聞くと、算数の先生曰く、最初に息子が何について学びたいか聞き、時計(時間の読み方)なら興味があるということで、それを毎日徹底してやっているそう。 時計はS校でも1年2年とやっていて、それでも息子に時間を聞くとすぐに答えられなかったりしましたが、今は時間を聞くとしっかり答えられるし率先して時計を見るようになりました。 息子に聞くと、最近はお金の計算問題もしているそう。(お金・・・これも息子の興味の対象。 数字だけの計算問題は苦手でも、お金の計算問題はすんなり出来る。)

家で勉強しないんですが宿題は出ないんですか?との質問には、「宿題は出しません。 勉強は学校のみ。 そのための学校です。」

日本語で子供の発達障害について調べていると、学校で出される宿題に追いつけないとか、学校での授業を理解させるため家で予習させて望むとかあったのですが、こっちの学校の方針からみると本末転倒?

私は日本で教育を受けたから、こっちの学校のやり方とか、大丈夫なのかぁこれで?と不安に思うこと多々ありますが、段々と息子にとってはこっちの方が良いのかな、良いんだろうな、と思うようになってきました。

息子は英語を話したがるのですが(ゲームやYouTubeの影響・・・)、6年生に英語が得意な子がいるので、その子と好きなように英会話をさせてやり、先生が傍について指導したりするそうで、そんな臨機応変な授業、息子にピッタリ。

音楽の授業は、音楽の先生は息子曰く「アイアン・メイデンのメンバーだと思う」そうで(長髪の中年男性の先生というだけですが・・・笑)、「プラウド・メアリー(Proud Mary by CCR) ジョン・フォガティ作詞作曲の69年のロック」をみんなでセッションしちゃうそうで、これも少人数だからなせる業かな。

先生の一人は学校の備品費や子供たちを遠足に連れて行くための資金を、奨学金の取得や寄付などで集めるため、いろいろなところに応募していて、先日は某著名人から返事が来たそう。 

学校は公的なものだし授業料も給食費も必要ありません。 しかし公的資金では足りない、もっと多くのアクティビティをさせたいと思う場合、このように先生や生徒自ら資金集めをします。 例えば、保護者会のときに出されたお茶菓子(ケーキ)は生徒たち(息子と同学年の女の子)が作ったもので、親をお金を払ってケーキを買います。 そのお金は学校の資金に、生徒たちのために使います。

今後この学校とどのように付き合い、息子はどのように成長していくのか楽しみです。
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発達障害児の特別支援級(といっても独自の学校といった場所)での3週間(といっても週3日、1~3時間)の体験入学を終えました。

学校は静かな住宅街の一軒家、先生が6人、生徒が3人。

初日は1時間だけで親である私も一緒に参加。 担当の先生が息子が記入した質問用紙を一緒に読み、それから学校内を案内してもらい、他の先生方に挨拶し、クラスメートたちともちょっと挨拶。

生徒は現在5年生(11~12歳)の男子が3人と、息子と同じ2年生(8~9歳)の女子が1人。 どんな子たちか私はドキドキだったけれど、みんな物静かでとても普通な子たちでした(という印象)。 きちんと受け答えてくれる。 息子が「チェス好きだからチェスしたい」みたいなこと言ったら、男の子たちは「僕も好きだよ」と答え、女の子は「私もしてみたけど、どーしてもおもしろいとは思えないわ」と答え、いたってフツーだなぁ。(ここら辺の感覚、男の子と女の子だなぁ。 私もチェスは分からん。)

先生が息子は日本語を話すと皆に言い、何かか日本語で喋ってみて~と言うのだが、こう言われると何言ったらいいのか分からなくて困る・・・ 息子が「こんにちは」と言ったけど小さな声で不明瞭だったから先生が、えっなに何と言ったら、女の子が「こんにちは」とはっきりした声で言い、既に日本語のこんにちはを知っていた。 

この女の子、とても大人っぽくてビックリ。 ピアスをしていて服もオシャレで背が高い。 息子と同じ学年だけど、S校の息子のクラスメートたちは、もっと子供っぽい。 別の日、私が学校に息子を迎えに行ったら、ちょうど私の後ろから女の子と先生が散歩から戻って来たところで、私に「○○(息子の名前)のママ?」と声かけてくれたり、また別の日は私が待っているときに戻って来て、挨拶したらニコッと笑って挨拶を返してくれたり、S校の生徒よりしっかりコンタクトできる印象を受けたのでした。 (S校の場合、聴覚以外の障害を持つ子も多いから。)

男の子3人は、なんだかみんな同じ顔をしている(目が大きく彫が深く整った顔立ち)。 髪形や髪の色も似たりよったりで、見分けがつかない・・・ そしたら夫も同じ意見だった。 私の場合もともと現地人(日本人にとっての外国人)の顔は皆同じに見えるけど、夫まで! 実は女の子も、髪は長いけど、同じような顔立ち。

でも、男の子たちの方は、年の割には幼い印象。 3週間の体験入学で息子は他のクラスメートたちとはほとんど交流がなかった。 (多分トラブルを避けるため慎重に様子を見ていたんだと思う。 一人の男の子は編入してきたとき学校に慣れるのに時間がかかり、他の生徒にも悪影響となり、かなり手を焼いたそうだから。) けど、一度一緒に休み時間を過ごした時は楽しかったみたい。 息子の好きな卓球をしたり、一人の男の子は宇宙やロケットに興味がありアメリカのNASAにも行ったことがあり、息子が日本のJAXAの話をしたら日本に行きたーいって言ってたそうだ。 

息子の場合、気軽に誰とも仲良くなる性格だし、お喋りなんだけど、それが他の子の気に障るんじゃないかと心配でもあります。 今のところ、他の子たちはすんなり息子のことを受け入れているように見えるけど。

体験入学を終えた週末、夫と息子が近所を散歩していたら向こうから歩いてくる男の子がやけに息子のこと見てるなぁと思ったら、息子の名前を呼んで話しかけてきたそう。 なんと新しい学校のクラスメートだったのです。(人の顔と名前が覚えられない、しかも皆同じ顔だし、または関心のない息子は誰だか分かってなかったと思うが。) わざわざ声かけてくれるなんて! えらいなぁ。 夫曰く、喋り方や動きがギクシャクしてロボットっぽかったけど、あのくらい年齢(12歳)だったら3学年も下の子の相手なんてしないだろうに、しかし一緒にいた父親(だと思うが)は、その子よりもっと変だった・・・ って。 こっちに対して無表情、無反応。 それてって、父親も・・・

さて、体験入学での授業もとてもスムーズにいったようです。 がっちり勉強するのではなく、先生と一対一で国語や算数などボードゲームで遊びながらというもので、かなり休み休みで進められるようです。 それが息子にとっては無理なく、合った学習方法なんですね。

メインに息子の世話をしてくれた先生は今までの話し合いのときにも参加し説明してくれていた先生で、息子はこの先生のことがとても気に入ったようで大好きだとも言っていました。 他にも、国語を教えてくれる先生、英語や算数を教えてくれる先生もいて、息子は新しい先生と会う前は不安そうで、できるなら避けたいという態度だったりするのですが、実際一緒に授業するとすぐに打ち解け和気あいあいだったそう。 そのような体験入学での息子の様子はメインの先生が後日親に電話で報告してくれました。

この学校に通っていて、私が感じた息子の変化は、息子がとても落ち着いているということ。 そして、今までの学校がどんなに息子にとってストレスだったのか思い知ったのでした。

ただ息子は友達は好きなので、S校の友達と離し、普通の友人関係が築きにくい生徒が4人しかいない学校に転校させることを夫はとても気にしていて、私もそれは可哀想だと思うけど、夫の兄夫婦(子供-うちの息子にとっては従兄-がアスペルガーで奥さんは保育園の先生もしている)が自分たち自身の体験も踏まえ言うには、特別支援級に転校させてのは息子にとって良い選択だったと。

学校で大切なのはきちんと勉強すること(日本みたいに塾とかなく、学校は勉強するところ)であり、息子の場合は社交性があるので、小学校時代からの幼友達は得られなくても、高校に行って友達を作れるだろう、と。

従兄の場合、イジメにあったり環境が合わなかったりできちんと学校で勉強することができなかったため、進学も成績が足りず希望するとこに行けず、大学も挑戦したけど2回とも落ちて、今は仕事も簡単なアルバイト。 将来のことを見据えると、小中学校の基礎の勉強をまともにすることは、とても大切。

今週は息子、S校に戻って最後の1週間を過ごします。 S校の先生は心配していたけど、私も3週間違う学校に行ってまたS校に1週間だけ戻すのは息子にとって辛いことなんじゃないかと胸が痛むけど、息子はあまり気に留めてないようです・・・ 大丈夫かな?
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