バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

カテゴリ:補聴器 > 補助システム

補聴器の補助システムRogerを借りる前に、郵送でテレビ用の磁気誘導ループが送られてきました。 この機器をテレビに繋げ、補聴器の機能をオンにし、付属のクッションの上に座ると、テレビの音が補聴に直接よく聞こえるそうです。
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しかし、うちには、テレビはなかった・・・

パソコンでDVDやテレビ番組、動画等を観ているわけですが、コネクターがテレビ用だったため、パソコンに繋げることはできず。  お返しすることにしました。 こちらの価格は1万円以下。 みんなでテレビを見るときに重宝だと思います。
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息子の補聴器には、補聴援助システムと連動する機能が付いていて、スイッチをオン・オフに切り替えられます。 で、息子は切り替えるときにピープ音が鳴るのが面白くて、いじって遊んでいたので、機能そのものを無効にしてもらいました。 まだ補助援助システムを使う予定はなかったので。

補聴器にも慣れ、息子が自転車に乗り出した頃、補聴援助システムの使用を考え始め、難聴支援センター(日本だと療育センターにあたるのかな?)の担当者に相談し、まずは病院で聴覚検査と補聴器のメンテナンスがあったときに、再び連動機能が使用できるようにしてもらいました(昨年12月のこと)。 援助システムの器具の方は、支援センターの方で受け取ります。 しかし、なかなか担当者との面会時間がとれなくて、3月16日(午後1時)となりました。

言語聴覚士のC先生との言語聴覚療法は12月で終了させていたので、こっちの支援センターに来たのはずいぶん久しぶり。 担当者のMさんに会うのも半年振り。 息子なんて8か月前に1回会ったきりですが、Mさんの姿を見ると、ニコニコしながら自分の補聴器を見せるんですね。 最初にお会いしたとき、Mさんが息子の補聴器を「私のと同じ色ね! 一番かっこいい色だと思わない?」と言ったことを覚えていたのか、聴覚関係の場所にくるとまずは補聴器を褒められるからか。

この日は初めてお会いするオーディオロジスト(聴覚測量技師)さんも一緒で、補助システムについての手ほどきしていただきます。

この「補聴援助システム」についてですが、Phonak社のRogerで、日本でも使用されているのか検索していたところ、とても丁寧に詳しく説明されたサイトを見つけたので、ぜひご参考にしてください。

難聴児の聞こえを改善させるFM機器、Rogerとは

こちら「L.S.B.information 良い暮らしをするための、耳、補聴器ブログ」は、聴覚と補聴器に関する情報の宝庫です。 運営者さんは難聴者であり補聴器の販売もしていらっしゃるので、専門的かつ分かりやすく情報量が多いです。

さて、私たちが受け取ったのはこちら。 補聴器を含む3つの器具が連動することになります。

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まず、話し手が「送信機」(真ん中にある画面とマイクが付いている装置)を持ちます。 付属のクリップはまたは首からかける紐で身に着け、マイク部分(クリップ付)は口元から20~30cm話した場所、服の襟部分などに取り付けます。 補聴器をしている聞き手は「受信機」(右側にある細長い銀色)を首にかけます。 補聴器の補聴援助システムの機能をオンにし(両耳の場合、連動しているので、どちらか片方のみオンにすればOK)、送信機、受信機のスイッチも入れると、作動します。

送信機を持つ話し手の声が、補聴器にクリアに聞こえます。 屋外だと約50m離れていても聞こえ、室内など(壁やドアなどを挟んで)約15m離れていても聞こえます。

実際、装備した息子と部屋の外に出て廊下をどんどん歩いて行っても、息子の補聴器には部屋の中で送信機を持って話しているMさんの声が鮮明に聞こえています。 今度は息子が部屋の中に残り、私が送信機を持ち外に行って息子に話しかけてみると、息子の耳にはしっかり私の声が聞こえています。

ただし、私(送信機を持つ者)には、息子の声は聞こえません(笑)。

どんな時に訳に立つかというと、屋外や交通量が多い場所で。

自転車で走っているときなど、息子はピューと走って行ってしまうことがあるし、後ろから車が来る、右側に避けろなどと離れていても指示することができます。

また身長差があるパパと外に一緒に歩いているときも、パパが息子の耳元までかがみ込む必要がありません。

車内で前後に座っているときの会話にも便利です。

保育園でも、もちろん役に立つと思うのですが、難点は、送信機を持っている者の声は鮮明に聞こえるけれど、その他の声が聞こえにくくなること。 先生は複数いるし、お友達の声にも気づきにくくなると、かえって困るんじゃないかな。

学校の授業では、教師が使う義務があります。 教師の説明がクリアに聞こえるので。 でも、保育園では教室で勉強することはなく、外でも保育士が園児たちから目を離さないよう気を付けているので、使わないことに。 (6月末で保育園も卒業ですしね。)

それから、もうひとつコードが別にあって、パソコン、タブレット、スマートフォンに(ヘッドフォンの穴に)繋げると、音が直接補聴器にクリアに入ってきます。 (外部には聞こえないので、ヘッドフォンのような機能。)

全てが一つに収まるケースあり。

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電池は充電式で、ヨーロッパ型と日本・アメリカ型のコンセントもついていました。 

この機器は、無料で無期限に借りることになります。 もし不注意で壊した場合は弁償することになります。 (家で起こった事故のための保険に入っているので、保険はおりるのですが。)

で、借用書にサインをするとき確認したこの機器(送信機と受信機と別)の(合計の)値段、約25万円。 (クラクラッ)

無償で借りることができるのは、本当にありがたい。

突然息子「ぼく、疲れた。帰ります。」とドアに向かって行く。 (行動が本当に突拍子もない。) もう終わりにするところだったし、1時間半が経っていたので、疲れて当たり前。

この日は歌のお稽古があったけれど、事前に休むと連絡しておいて良かった。 時間も間に合いそうになかったし、バスの中で私も疲れていることに気づき、ようやく帰れてやれやれと思ったのでした。

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