バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

カテゴリ:バイリンガル > 日本語

息子に音読させるようにしています。 本を読むのが好きじゃないというか、読んでもらうのは好きだけど、自分で読むのが難しいようです。 でも、難聴でもあるので、きちんと文字を見て、正しい発音と正しい綴りを学ばせないと思って。 

読んでいるのは日本語ではなく、現地語(ヨーロッパ言語、英語とほぼ同じ規則)なんですが、スペースとかカンマ(,)ピリオド(.)引用符(“)などを無視し、ひたすら一気読み。 

いっつも、私が途中で「ピリオド、で一呼吸して」「カンマ」と口出しするのですが、そうすると息子は「途中で言わないで!」とイライラして怒る。

一生懸命読んでる途中で言われたら嫌な気分になるのは分かるけど、きちんと注意して正さないと覚えないと思う私。

で、昨日の音読のとき、息子が「だって僕はピリオドとか会話のマークとか見えないの! 文字を読んでいるんだから!」と言うではありませんか。

そうなんだーと目から鱗で、腑に落ちた私。

文字を追うのに精いっぱいで、カンマ(,)ピリオド(.)引用符(“)が目に入らないのか。

うんうん、それにヨーロッパ語の句読点って、日本の(。)とか(、)より小さくて余計分かりにくいし。 こっちの児童書の文字も小さめだし。

日本の『国語』の教科書は、やはり字も大き目でとても読みやすい。 現地語に集中させるため日本語を読ませることをやめてしまったけれど、日本語を読ませるようにしたら相互作用で現地語が読みやすくなるだろうか?

日本語はひらがなを一文字一文字読むので、発音も一語一句きちんと読む習慣がつくかな、と思って。 その前に、面倒くさがって読まないんだけど・・・

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日本大使館から、小学4年生の教科書前期分をいただきました。(電話があり、送料分の切手が手元にあったのですぐに送ったら、その翌々日には届きました。迅速!)

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私は早速『国語』を手に取り、覚えがあるお話を見つけ感慨にふけり、息子はいつものごとく、『算数』の表紙にくぎ付けとなり「僕もペーパークラフトでこんな町を作りたい」と言うだけで中は開かず、次に『理科』の表紙のリスに「かわいい~」と萌え、こちらは中を開き「この工作したいー」と、理科の実験を工作の一種だと思っているようです。『道徳』と『音楽』も活用の価値ありなんですが、全然活用せずにいて反省。

今回すごく嬉しかったのは『地図帳』。息子は地図や地理が好きだし、この夏もまた日本に帰省する予定なので、私は日本地図を見ながら、どこに行こうか模索。特産物や歴史上の情報も地図上に記載されているので重宝です!
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しかし、就学年齢が日本より遅いため現地校ではまだ2年の息子、日本では早生まれであるため4月から4年生・・・ このギャップに戸惑います。 日本の算数や国語の内容が高度!

それから、理科の学習内容が現地校と日本では異なることに気づきました。 現地では2年生で、宇宙の始まり(ビックバン)から太陽系の惑星、星や星座など宇宙全般と、太陽の動きによる地球の四季や天気について習い、その続きから地球の生命の始まり、恐竜、原始時代から人類の誕生、現在にいたるまでの大まかな歴史という流れを学んでいます。

日本の理科は、3年で「太陽の動き」4年で「星や月の動き、星座、季節、天気と気温」が教科書に載っていますが、「宇宙」そのものについてはまだ習わないのですね。 教科書では単独ぶつ切りという形で載っていて、全体的な流れが見えてこない。 (実際の授業は先生によるものなので、異なってくると思いますが。)

この点は、現地校の方が分かりやすいかなぁ。2年生相手だし、高度な話をするより日常に根差したレベルで興味を引き込み理解を深める授業です。 息子なんて特に、現地校のやり方が合っているんだろうなぁと認めざるえません。 親としては、日本と比べたらゆっくりなペースと内容に、これでいいのか!?とヤキモキしていたのですが。 

選挙があった年には、生徒たちに「どのアイスが好きか」候補の中から選び「投票」をさせていました。 理科や社会って、根本的に勉強すべきことは同じですが、学習の仕方は国によって異なるようですね。
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もう息子の日本語も頭打ちかなぁ、これ以上伸びないんじゃないかと思っていたけれど、夏に日本に行ったとき親族達から、去年よりもっといろいろ話しているよと言われたので、まだ「聴いて話す日本語」は吸収しているようです。

面白いのは、インプットしてアウトプットする様子がよく分かること。

夏に日本で、帰る直前に息子が叔母に電話で話していたとき「残念ながら・・・」と言っていたのを聞いて驚きました。 いつそんな言葉、言い回しを覚えたのだ? 

聴いて覚えてストックしておいて、このシチュエーションでこの言葉を使うのだなと思うとき出てくるようなのです。 しかし、ちょっとおかしいことになることも。

息子はクセなのか時折り唇を突き出すのですが、その上唇が平たくなって鼻の下にペタッとつくのです。 普通というか私は、唇を突き出してもひょっとこのように前に長く伸びるだけで鼻の下につかない。 先日息子に「それって、どうやってできるのー? ママはできないよぉ。」と言って上唇が鼻の下につくかどうか何度も試してみたけど、出来ない。 そしたら息子が突然、慈愛に満ちた厳かな声で「できないなら、できなくてもいいんだよ」と言うので、言葉を失いました。

このセリフも、息子はどこかで聴いて(多分日本語のアニメとか)インプットしていたのでしょう。 そして今この場で使うべきだとアウトプットしたのでしょうが・・・

子供が母親に、しかも一生懸命ひょっとこ口をしている親にかける場合じゃないでしょう。 こういうことも、多いです。

あと私に向かって「なんだぁ、このババぁ」と言ったことがあり絶句。 「どこでそんな言葉覚えたの?」と聞くと、「ナウシカで。」 確かに『風の谷のナウシカ』で敵兵が盲目の老婆に対して言っていました。 

普段は私と話して日本語を覚えるので「~なのよ」という言葉遣いになっているのですが、この前は「わぁ、すごいねぇ、上手だねぇ」と褒めたときに、いきなり「だろっ?」と返され、これまたどこで覚えたんだろと思いましたが、日本でかなぁ。 同い年位の男の子たちと遊ぶ機会もあったし。 

息子の場合、このように聴いて話すことは無意識のうちに身についていってるようだけど、日本語の「読み書き」はさっぱりできません。

現地語の読み書きができないことに気づき、学校の授業に差支えがあるので日本語はスッパリやめさせ(本人も嫌がっていたし)、現地語に集中させています。

最近現地語での読み書きは、まだまだ問題はあるけれど、さほど苦痛ではないようで自ら読んだり書いたりするようにもなったけれど。 ひらがな、カタカナ、漢字、しかも見た目も書き方も複雑で膨大な文字がある日本語は息子には負担が大きそう。(見た目も簡素で26文字しかないアルファベットの組み合わせの方が分かりやすいようです。) 

日本で発達障害を持つ児童が漢字や板書で苦労する話を聞いたりすると、息子はこっちの学校でのんびり学ぶことができ幸運だったのかな、とも思います。

しかし、関心がある、自分がしたいと思うときは、ひらがな表を見て字を書いているし、日本の3年の理科の教科書はよく開いて、また私と一緒に実験をできるので、こっちで習わないことができラッキーです。 
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海外在住者向けの日本の教科書、平成29年度後期の小学校2年生用の教科書が日本大使館より届きました。 国語・下と算数・下の2冊のみです。
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息子、算数の教科書は手に取り、表紙のランドセルが遊園地になっている絵が気に入ったようで「これ(ジェットコースター)に乗りたいなぁ」などと言っている。 いや、表紙はいいから・・・ でも中身もめくって中に一通り目を通していました。 算数には興味あるようですね。 こっちでも1年生の算数の授業が始まり教科書(ドリル)を時おり家に持って帰って宿題をしています。 今やっているのは数字の5までを使った足し算、時計の読み方、お店屋さんごっこでお金の計算など。 今のところ、算数は問題ないようです。

しかし、国語の教科書には見向きもせず・・・ 
読み書きにはまったく興味ないというか、嫌がってやらない。 日本人親として焦ってきます。 そこで、噂の漢字ドリルを日本で購入いたしました!

この漢字ドリルを(日本の友人のSNSで)知ったとき、まさにうちの息子の為の漢字ドリルだ~と興奮しました。 大好きですよー、うんことかおしっことかおならとか・・・

私としては何故そんなに執着するのか理解不能ですが、多くの子供たちにとって魅力的なんでしょうね。 書店でもいまだ平積みになっていましたから。 で、与えたところ、息子も大喜び。 しかし、ただやれっと言っても飽きちゃうだろうから、1日1ページ(ひとつの漢字)をやったら、好きなゲーム(タブレットの無料アプリ)をダウンロードできるという約束と組み合わせ、モチベーションをアップ。 今のところ、意欲的に取り組んでいます。 しかし、肝心の漢字は頭の中に残っていないようなので、5ページやったらテストをやらせます。

漢字を覚えるだけでなく、例文である短いテキストを読ませるのも、音読の学習に役立っています。 短いし、全ての例文に「うんこ」が入っているので、一生懸命読んでくれます。 またこれらの例文って、普段の会話にないようなものも多いので、語彙を増やし日本語を鍛える役にも立ちます。 実際、読んでみても息子は意味が分かっていないことも多い。 なので、その意味を教え理解を深めるため、例文に合った絵を描かせることにしました。 
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ひたすら「うんこ」の絵を描く・・・

それから「うんこを流すのやめようかぁ」と、例文を実行したがるようになり、影響は計り知れないです。 このドリルの最後にも「一ぶのれい文にあるような行どうをマネせんようにな!」とあるですが、やはりマネしたがる子がいるんでしょうね・・・。

何はともあれ。息子が小学校入学というこのタイミングで、このような素晴らしい漢字ドリルを発案・発行してくださり感謝でいっぱいです。 この漢字ドリル、小学校6年生まで揃っていますが、6年になっても「うんこ」に喜々としているのでしょうか・・・ (それはそれで問題なような・・・)
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日本に住んでいれば、この4月から息子は小学2年生。(ここでは小学0年生の真っただ中。) 日本大使館から教科書をいただきました。
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2年生前期分は、「こくご・上(光村)」「しょしゃ(光村)」「算数・上(東京書籍)」「音楽(教育芸術社)」の4冊。 (教科書の出版社は、私のときとほぼ同じのようです。)

息子は教科書を受け取り「わーい!」と歓声をあげたものの、見向きもせず・・・ (私が)中をみると、国語も算数もかなり高度になっていて、息子の日本語レベルじゃ無理だ。

ところで、私の日本の友人の子が保育園を卒園、この春小学校に入学なのですが、その子は保育園で、もうお習字をしているのです。 漢字で「花」と書いてあり、それがとても上手。 名前はひらがなで書いてあり、小さな字なのにきれいに書けています。 私よりずっと上手い、今の保育園ではもうお習字するんだねぇと感嘆してたら、お母さん(友人)曰く、「勉強系の保育園で、習字や漢字を習うけれど、小学生になるとみんな忘れてできなくなるから意味がないよ。」

そういえば、私の別の知人が、違うところですが勉強系の保育園に勤めていて、やはり「小学校に上がると、みんな忘れるので、保育園で一生懸命(読み書きや跳び箱などの体育等)やらせてもあまり意味がないんだよね」と、ボヤいていました。

友人に、そんなもんなの~?と半信半疑で聞けば、「小学校に入れば、継続しないとみんな同じになる。 上の子も、そう。」とのこと。

本当に、そんなもんなの~? 

就学前に身につければ小学校で苦労しない、就学前に習得ものは一生身につくものと思っていたのですが。 勉強が身につく年齢があって、だから就学年齢は7歳前後なんでしょうかね? (息子も、早めにやらせようとしてもできなったこと、年相応にできるようになってきましあ。) 就学前は勉強より、のびのび遊んでいればいいのかな。
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英語圏以外の国で、日本語と在住国の言語でバイリンガル子育てをしているわけですが、やはりここに「英語」も加えたい。

でも、子供に負担がかかり、また子供が混乱したり、かえって言語発達に悪影響を与えるのではないかと危惧し、息子に対しては日本語と現地語のみで語りかけてきました。 母語の基礎をしっかり根付かせるのが一番大切だと私も思います。

しかし、子供の将来のことを考えると、英語は重要。 学校で習う科目でもあり、学業や仕事上でも英語ができなければ何もできないというのが現状。 しかも難聴なので、外国語教育は早くから始めた方が良い。(文法とかではなく、発音や単語に慣れるという意味で。)

日本語と英語、どちらが重要度が高いかというと、もちろん英語、というのがこの国や世界の常識でもありますし。 

もともと私と夫は家では英語で話しており、息子も難聴でなければ、親の会話を傍で聞いて自然と英語が分かるようになっていたかもしれないけれど(そのような例をよく聞きます) 。 難聴が分かる前は、Youtube で英語の童謡もよく聴いていましたが、どれだけ耳に入っていたのかなぁ?

7歳になる前は「英語」の存在がよく分かっていなかったようで、全ては日本語か現地語(←英語も含まれる)だったのです。 7歳になって、もう母語(日本語と現地語)の基礎がしっかり身につき揺らぎのないものになっていると思い、意識させるように英語を導入するようにしました。

すると、聞いていて英語と現地語の違い、同じアルファベットで書かれていても英語と現地語の違いが分かってきて、英語を意識し、英語に興味を持つようになったのです。 また英語が話されているロンドンという「国」(都市ですが、イギリス国だと規模が大きすぎてよく分からないみたい)にも興味持ち、いつか行くのを楽しみにしています。

よしよし、とほくそ笑んでいたのですが・・・ 英語の教材にアイアン・メイデンを選んだ親がバカだったのですが・・・ 息子の机の上にあった紙片。
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アイアン・メイデン の歌詞が書いてあります。 ブックレットを見ながら自分で書き写したんですね。 えらいです。 しかし「お前が殺るなら俺も殺る」って・・・ 息子は英語の意味を知らずに書いています、知らずに歌っています、邪悪な歌詞を・・・

それから、2月に新しい言語療法士さんと初めてお会いしたとき、先生から「二か国語ができるって聞いたけど、何語と何語を話すの?」と聞かれ、堂々と「現地語と英語」と答えていました・・・

英語の導入に力を注いだ結果、日本語がおざなりに。 もちろん、私とは常に日本語を話し、英語は喋れる域にないのですが。 英語や現地語に関しては、読んだり書いたりしたいという気持ちが強いです。 (学校で習っているので、どんどん分かってきて面白いんですね。 英語も、読み方は違うけどアルファベットなので違和感がないみたい。)

しかし、日本語の方はさっぱり読み書きができなければ、興味もない。 (私の教え方が悪いんだなぁ。)

ある日、日本語で何か書いていたので喜んでいたら、これ・・・
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意味不明。
「うん〇の家」とか、おならが「プー」とか・・・ 悲しくなりました。 (やはり、育て方を何か間違えています、私・・・)
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学校で初めて宿題が出ました。 月曜に、手のひらサイズの6ページだけの小さな絵本を持って帰って来て、「金曜日にクラスメートみんなの前で音読するので、家で読む練習をしましょう。」と、先生のメモが付いていました。

音節文字である平仮名と違って、アルファベットは表音文字であり、単語(のスペル)を読むのは難しいんじゃないかな、と日本人の私は思います。

また息子の場合、日本語(平仮名)でもそうなのですが、きちんと文字を一つ一つ読まないんですよねっ。 何回か読むと文章を覚えてしまったり、「言い回し」的なものも覚えているので、文字を追わずに適当に空読みしてしまう。

案の定、最初のうち語尾の t とか、冠詞とか、飛ばして読んでいました。 でも、練習するうちに、きちんと文字を読み、発音するようになってきました。

日本語とは構造がまったく違うヨーロッパの言語、子供たちはこうやって習うんだーと感心することもしきり。

ところで息子の日本語ですが、最初、保育園時代のうちに日本語の基礎(ひらがな・カタカナの読み書き)をしっかり身に着けさせたいと思っていました。 小学校入学後は、どうしても学校の(現地語での)勉強を優先することになりますから。 

しかし、息子、日常生活で日本語は話すけど、読み書きの方はまったく興味示さず・・・ (日本だったら、幼稚園児でも自分で絵本読むだろうし、私も本を読むのが好きだったので、とにかく読んでいたけど。) でも、私は、無理強いして日本語が嫌いになったら困ると思い、日本語学習は息子の気の向くままにさせておきました。

で、学校で(現地語での)読み書きが始まってから、日本語の教材を持ち出すと、以前よりずっとスムーズに読んだり書いたりしていることに気づきました。

息子の日本語と現地語は、どっちが優位かというと、常に同レベル。 最近現地語が伸びてきたなと思うと、日本語も同じくらい伸びている。 学校が休みで日本語のばかりかなと心配になっても、現地語の方が劣るということはない。

結局読み書きも、日本語だけを最初に徹底してやらせるというより、学校で習う現地語と同ペースで習うのがいいかな、息子の場合。 (こういうのって、やっぱり個人差があるのかな。)

でも、先日、息子から現地語の単語のスペリングを聞かれ、知らない分からないと答えたら、「ママも、きちんと現地語を勉強してねっ!」と言われてしまった。 (でも夫に、その単語のことを聞いたら、息子が見ていたバカバカしいアニメに出てきた造語だそうで、そんなの私に分かるわけないでしょー。)

最近は現地語の伸びの方が著しく、日本語では堵もること多い。 私に対して、突然現地語を話すときもある。 もしかして、日本語での会話は息子にとって苦痛になってきているのではと思い、「日本語で話すのと、現地語で話すの、どっちがいい?」と聞いてみたら、「日本語話す人とは日本語、現地語話す人とは現地語がいいでしょ。」

はぁ、もっともでございます。 (ちょっとビックリ。)

でも、そう言ってもらえて、嬉しかったです。 (いつまで、そう言ってくれるか。)
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なかなかブログを書く時間がとれません。 あと1か月もすれば、今学期も終わりです。 もう小学校に入学し、半分過ぎることになりますね。 といっても、休みばかりで、、、 昨日も先生方の研修日ということで、全ての公立学校及び保育園が休み。 (こんな研修日が年に何回かあります。)

最近というか、数か月前から気になる息子の日本語。

今まで自分のことを「ぼく」と言っていたのですが、突然「わたし」と言うようになり、そのまま「わたし」と言い続けています。

母親の私の影響ではなく、NHK for School の『さんすう犬ワン』の影響かと、、、 この番組をウェブ上で見せ、算数を楽しんで理解してくれたのは嬉しんだけど、主演者のひとりテンコちゃんが「わたし」と言っているので、それをマネして「わたし」と言い始めたらしい。

キミは男の子だから「ぼく」でいいんだけどなぁ。 今は日本語を話すのは私だけなので支障はないけれど、今度日本に帰省したとき「わたし、わたし」と言っていたらおかしいので、やはり「ぼく」と言うように直すべきか?

また、もうひとりの主演者キュウベイが言ってたと思うのですが「つべこべいうな」という口真似。 私が息子に文句言ったり怒ったりしたとき、ニヤニヤ笑って一言「つべこべいうな」と言い返され、脱力。

意味分かっているのかどうか、日本の番組で覚えた言葉、普段の生活で子供が使わないような言葉を、的確なシチュエーションと絶妙なタイミングで言うんですよね。 どう対処すべきなのか・・・(ボヤキ)

かと思うと、単純な日本語の単語は覚えるのが難しい?

夏の引っ越し前のことなのですが、息子が高い棚を指さしながら「たまねぎ、たまねぎ!」と言うのです。 「玉ネギ?? こんなところに玉ネギ入ってないよ。 (そもそも玉ネギをどうしたいのだ?)」と棚を見上げ思い当ったのは「ものさし」。

そこの棚には、長い折り畳み式の物差しを仕舞っておいたのです。 

「ものさし、のこと?」と聞くと、「そうそう」と名前はどーでもいいからそれを出せ、という態度。 どうも「ものさし」という名前を覚える気はないらしく、その後も「たまねぎ」と言い続けています。

クラスメートの名前も間違えて覚えているし。 セリフは覚えても名前を覚えてるのは苦手なのでしょうか・・・ これは難聴のせいではなく、父親からの遺伝と思われますが。

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日本大使館から日本の教科書、小学校1年の後期分をいただきました。

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前期は7冊もあったけれど、今期は『こくご』『さんすう』『生活』『ずがこうさく』の4冊でそれぞれ下巻。

前期分の教科書を活用しているかというと、そうでもなく、、、 一応全部には息子と二人で目を通していますが、活用するまではいっていないんですよね。 無理強いしてに日本の教科書で勉強させると、勉強嫌い、日本語嫌いになってしまうのではないかと危惧もあって、息子の興味範囲、息子のペースで時折教科書を開く感じです。

現地の学校で習ったことは、日本語でもしたがります。 例えば、足し算、引き算やrhyme(ライム、同韻語)など。 現地語では、同じ韻で終わる単語を見つけて覚えさせます。 そしたら、今まで興味なかったのに、日本語でも、同じ言葉で始まる言葉や終わる言葉を見つけて遊ぶようになりました。

学校で習うことはおもしろいようですね。

日本語の方は、相変わらず私とは日本語のみで会話しています。 現地語の語彙が増えてきて、「日本語ではなんて言うの?」とわざわざ聞いて、日本語で言います。 しかし、読んだり書いたりするのは苦手みたい。 『こくご』の教科書を開けても、読むのを嫌がります。 読んでもらうのは好きなんだけど。

それでも『こくご・上』に載っていた『おむすびころりん』と『おおきなかぶ』はおもしろいようで、勧めると自分で読んだりすることもあります。 

『こくご・下』では、最初のお話しが『くじらぐも』。 私のときと一緒!で感動しました。 『くじらぐも』は1年生国語の定番なんですね。 「ママも1年生のとき、読んだんだよ!」と興奮。

『こくご』の教科書は、日本語を習う上でとてもよく出来ています。 やはり国語は最初から教科書できっちり教えておきたいな、と思います。
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難聴でバイリンガルでもある息子の言葉の発達について記録しておきたいと思いつつ、なかなか時間が取れないので、思いだせる限りまとめて、6歳前半として書いておきます。

難聴でもイントネーションは完璧で、日本語と現地語をしっかり使い分けています。 相変わらず、日本語の単語を現地語の会話で使うときは、日本語が現地語のイントネーションになります。

教会の大理石の床にアンモナイトなどの化石が入っているのを見つけ、他の子に現地語で「見て、カセーキがあるよ!」 化石という現地語を知らなかったので、化石を日本語で言っているのですが、イントネーションは「カセーキ」となっていた。

しかし、その逆はあまりないんですね。 日本語を喋っていても現地語の単語は日本語発音にはならない。

つい先日のこと。 保育園に Zackarias という名の子がいるのですが、迎えに行ったとき、その子のTシャツが真ん中でビリッと破けていたので、夜添い寝しながら「なんでザッカリアスのシャツは破けていたの?」と聞くと、「Kが破った。 そしてZackariasKのシャツを破ってしまったのよ。 ところでママ、 Zackarias は現地語で、サッカリィアースって言うの。 ザッカリアスは日本語よ。」

つまり、私の発音は日本語的で、ここでは(現地語では)間違っていると指摘されてしまった!!

私は Zackariasという綴りを、そのままザッカリアスと平坦なカタカナ読みをしていたのです。 しかし、息子にとって、私の発音&イントネーションは日本語であり、正しくはサッカリィーアスだと。 私、考えてもいませんでした。

現地語の発音は、既に息子の方が達者です。 息子が自転車で走り、その後から私が歩いていたときのこと。 前からやって来たバギーに乗った小さい子が息子を指し、下っ足らずに息子の名前を連呼するのです。 すれ違った後に、「今の子、あなたの名前を言っていたけれど、知っている子?」と聞いたら、息子は呆れたように私を見て「(現地語で)自転車、自転車って言ってたんだよ!」 ええっ、私には発音が聞き取れず、息子の名前に聞こえた・・・まったく違う単語なのに。 しかも、私に分かるようはっきり言った息子の(現地語で自転車という)発音は、完璧。 

さっきの、ザッカリアスとKがお互いのTシャツを引きちぎった話なのですが、「なんでそんなことしたの?」と聞くと、「不満だったのよ。」という息子の答えに唖然。 「不満」なんて単語(日本語)、保育園児が使うか!?

一体、息子はどこから難しい日本の単語を学んでくるのだろう???と考え、もしかしたら『機関車トーマス』かも(Youtubeで日本語版を見ていた)。 ナレーションで「ディーゼルは不満だった」とか言っていたような。

そのトーマスの10分ほどのお話なのですが、なんと息子はセリフの全部を暗記していて、突然最初っから最後まで語りだすことがあるのです。 ナレーションからおのおのキャラクターのセリフまで、ひとつの番組の始まりから終わりまで。 発音は不明瞭なところがあり、意味はあまり分かっていないようなのですが。

それで「申し訳ございません、ってどういう意味?」「そのときトーマスがやって来た、ってどういう意味?」と、全ての言葉(文)について「どういう意味?」と聞いてくるので、参る。

この「どういう意味?」攻撃、日本語でも現地語でも、今でも続いていますが、本当に意味が知りたいってわけではなく、ただ聞いてくるだけなような。 こっちは一生懸命説明するのですが、それも聞いて理解することはないような・・・ とにかく、これは疲れます。 思わず「いい加減にしろ」と言ったら、「いい加減にしろ、ってどういう意味?」と返ってくるし。

単語の意味の理解で、日本語と現地語が上手くつながらず、おかしくなることもよくあります。 例えば「ボクの子供」。

「あの子はボクの子供なのよ」とよく言っているので、「お前にまだ子供はいないだろーが」とツッコミたくなりますが、状況を考え、やっと意味が分かりました。 「友達」のことなのです。

それというのも、保育園で先生は園児に(現地語で)「子供たち」と呼びかけるんですね。 それで息子は保育園の子供たち、息子にとっては友達だけど、日本語にそのまま訳し「ぼくの子供」って言っちゃうみたい。

それで、「子供じゃなくて、友達でしょ」と教えるのですが・・・

ある日、パパの言語聴覚療法に行ったところ、言語聴覚士さんのお子さんが急病でキャンセルになったことがありました。 で、家に戻って来たとたん私に向かって「先生の友達が病気だったのよ!」

いや、それは「先生の子供」だっ!

「子供」と「友達」という単語が、息子の頭の中でごっちゃになってしまいました。

語尾が「~のよ」「~かしらぁ」となるのは、私の影響(母親しか日本語話者がいない状況だから)でしょうね。

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