バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

カテゴリ:言語聴覚療法 > 病院で

聴覚検査の前日(5月23日)は、言語聴覚療法で病院に行きました。 (病院の言語聴覚士さんは、次回の面会希望日を聞いてくださるので、この日はうまく保育園の臨時休園日にあてたのですが、その後届いた聴覚検査日がその翌日・・・)

前回に引き続き、絵カードに書いてある絵を説明し同じオブジェクトを同じ位置に置いていくというゲームをしました。 (人物や物体の描写、位置関係がきちんと把握でき、説明できるか。)

先生は、「説明することに関しては、特に問題はないようね。 文法と発音には、まだ問題があります。 次回は発音を見ましょう。 それで、一連の言語聴覚療法は終わり。 もう療育センターの言語聴覚士さんに行く必要もありませんよ。」とのことで、ホッ。

もう療育センターの言語聴覚士さんの方には行きたくありません(笑)。

それから、秋から息子が通うことになる、難聴児のための特別支援学校のS校に、息子のデータを送ったこと、また息子と同じ学年(クラス)に通うことになる子供たちのことを、先生ご自身も診察していて知っていることを話してくれました。

「どの子も息子さんと同じように、話すことに困難がみられます。 だから、みんなと一緒に言語聴覚士さんと訓練するようになれば、とっても効果があると思う。」とのこと。

私も、とても期待しているし、S校にして良かったと思うけれど、同じ問題がある子たちと言語聴覚士について訓練する方がいいのか、普通の学校に行って他の子供たちと接して自然と学ぶ方が息子にとっていいのか、やはりまだちょっと、心が揺れる思いもあります。

それにしても、息子は、話すのが困難(発音、文法に問題があり、会話が支離滅裂)ですが、お喋りなのに変わりはない!

この日も、超ご機嫌で、先生に(日本から貰った)トランスフォーマーのおもちゃを見せたり、抱きついたり、積極的にしたいゲームを選らぶと思うと、すぐに飽きたり、その間もペラペラペラペラひたすら喋っている。 ちょっと落ち着いて静かにして~と、こっちはグッタリなのでした。
にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へにほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ

昨日(4月21日)は、息子を病院の言語聴覚士に連れて行きました。 2か月ぶりだったかな? 

最初に先生が「ヘビはなんて言う? Shhhh…ね」と言い、息子にヘビのぬいぐるみを袋から取り出させ、ゲームを始めました。 Sから始まる単語が書いてある絵カードを引き、その単語を言い、樽から首が飛び出すおもちゃ(「黒ひげ危機一髪」のフロスト・ヴァージン)に剣を刺していきます。 

息子はSの発音は問題なく言えるようです。 「シュ」と軽く言うよりも、日本語の「シ」という感じで重くなるけど。

しかし、すぐに息子は集中力をなくし、ゲーム途中で机の上に置いてある別のゲームをしたがる・・・ (毎回このパターン。 集中力が続かない。)

なんとか全てのカードを終わらせ、その次のゲームは、大きな台紙に背景が描いてあり、人物や動物や小物の型をその上に置いて絵を完成させるというもの。 小さめのカードには、台紙と同じ風景に既に人物や動物や小物が描かれており、一人はこのカードを見ながらどこに何があるか説明する。 もう一人は説明を聞きながら、人物等の型を台紙に置いていく。

「オレンジと黄色の縞の服を着て赤い靴をはいた女の子が、池の左側に立っています。 池の葉っぱの上にカエルが座っています。」というように。

聞いて理解できるか、具体的に説明することができるか、前置詞や場所(横、前、右、左など)が的確に言えるかの確認、練習になります。

実は私が説明するとき、しどろもどろになってしまいました。 現地語に精通していない証拠ですね。

この二つのゲームは、家で応用できるので、自分で教材を作ってやってみようと思いました。(いつも思うだけで、実際はやっていませんが・・・)

しかし、最初のうち喜んでしていたけれど、また集中力が途切れ、壁にかかっていた他のゲームに心を奪われる息子・・・

その日は先生も次の予約があるとのことで、そこでお開き。 実質30分ほど。

病院の言語聴覚士さんはC先生よりずっと手ごたえがありますが、それでも、たった30~45分だけのために、親は仕事を休み、子供は保育園を休ませ、病院までバスや電車で往復し1日を潰すというのは、疲れます。

今回の言語聴覚療法、本当は2週間前の7日だったのですが、夫と息子がバスに乗っているときに言語聴覚士さんから、「子供が突然熱を出したと保育園から連絡があったので今日はキャンセルしてほしい」と携帯に電話が入ったのです。 

前にも直前になって風邪をひいたのでとキャンセルになり、既に仕事と保育園の休みをとっていたので、トホホなことがありました。 相手に非があるわけではないので、その点で文句を言うつもりはないのですが、1時間もしない言語聴覚療法に丸一日が潰れるのは、けっこうキツイ。

しかも、また5月と6月に1回ずつやるという。 月に1回だと療法としての意味があまりないうえ、毎月丸一日を無駄にするのは大きな犠牲。

でも、病院の言語聴覚士さんは、S校に息子の言語状況を伝えるといってくださり、S校に言語聴覚士さんがいて週一くらい見てもらえるなら、すごく助けになると思います。 そのような点でも、S校に入学が決まって嬉しいです。

にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へにほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ

2月8日、22日と、病院の言語聴覚士さんの言語聴覚療法に、両日とも夫が連れて行きました。 文法に重点を置いてのトレーニングだったそう。 (私が説明受けても、結局私と息子は日本語しか話さないので、なかなか現地語のトレーニングにならないんですよね。) 

言語聴覚士さんが、前回ちょっと気になったところがあったから、と確認したのは、「比較級、最上級」。

英語でいう big, bigger, biggest という形容詞の変化です。

息子は、物を比べ、bigger, biggest という表現を使うべきところ、全て more big, very big 、「もっと大きい」「とっても大きい」と言ってしまうとか。

しかし、私はそれを聞いて、「もしかして日本語にひっぱられているかな」と思いました。 日本語では、比較級や最上級として単語が変化せず、「もっと大きい」「とっても大きい」って言いますものね。

それと、時制の文法では、will eat(未来形), be eating(現在形),  have eaten (過去完了形)の3つの形がきちんと言えないことを指摘されました。 でも、これも「過去完了」って日本語にない表現、日本人が英語を勉強するときブチあたる壁ではありませんか! 私だって、過去完了を理解するのは難しい〜(笑)。

この2点の文法については「絵カード」を貰ってきました。 例えば、時制のカードは、トラが肉を食べようとしている絵(The tiger will eat.)、トラが肉を食べている絵( The tiger is eating. )、トラが肉を食べ終わった絵(The tiger have eaten.)の3つが並んでいます。

ちなみに、絵を見ながら日本語で聞いてみたら、「食べようかなーと思っている」「食べている」「食べ終わったところ」と答えたので、日本語では何の問題もなく正解。 (「食べる」は日常的に使う言葉だからかも。他の動詞の時制では間違ったりします。)

比較級の方は「冷たい」が、cold 牛乳の絵)、colder(アイスクリームの絵)、 coldest(氷の絵)となっていて、分かりにくい! 息子は氷の絵を指し「溶けている」って言うし(溶けかかった氷の絵なので)。 抽象的な絵は誤解を招くし、言語テストでも思ったことですが、使用しえいる絵が不味い、下手!! 

文法ではいろいろ問題がありますが、息子のボキャブラリー(語彙)は豊富で、8歳児並みだそう。 (これは半年前の最初のテストでも指摘されました。) 言語聴覚士さんは、どうしてかしら?と理由を知りたがり、夫が思い当たるとこでは「興味があれば大人用でも、一緒に図入りの本を読み、年齢にとらわれず教えているからかな? 例えば、車や飛行機の部位など。」

宇宙に関しても、きっかけは幼児用の英語の歌を Youtube で観ていて出て来た「太陽系のうた」が気に入り、宇宙にも興味を持ち出すようになったので、本を買い与え、映像を探して観たりして、あっという間に、惑星の名前を全て3カ国語(英語、現地語、日本語)で覚え、それぞれの惑星の特徴も掴み、一目で分かるし、絵も詳細に描くし、詳しいことをいろいろ説明するようになりました。

しかし、先日太っている人に「太っているね」と言ってしまった件を言語聴覚士さんに話すと、やはり言語能力が3、4歳並ゆえ、6歳でも中身は4歳児の面があるとのこと。

(そして、この息子の持つアンバランスさ、中身が4歳なのに8歳児並みの知識を持っていることが、同年代の子たちとのギャップにも繋がっているのかもと気付くのですが。)

病院の言語聴覚士さんから、続けて3回の療法を受けましたが、次回は間が空き4月に入ってから。 それまでに文法トレーニングをしていきたいと思います。
にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へにほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ 

昨年の12月7日に7回目の言語聴覚療法があり、夫が連れて行きました。  私は、今回がC先生だとは最後だ、もう無意味なボードゲームともおさらばだ、と思っていたのですが、夫と息子は、また大きくて邪魔なボードゲームの箱を二つも抱えて帰って来て、、、

ええっ〜〜、これ何っ、今日でC先生の言語聴覚療法は終了じゃなかったの〜!?と絶叫する私。

夫は、1月に病院の言語聴覚士さんと会って話し合ってから今後どうするか決める旨を伝え、次回の予約は取らなかったけれど、C先生も病院の言語聴覚士さんと話し合って決めるそうです。  それから1ヶ月程が経ち、年が明けた1月13日に、以前言語テストをしてくれた病院の言語聴覚士のところに、息子と赴きました。

息子は、ニコニコ人懐っこく言語聴覚士さんにあれこれ話しかけています。 以前したものと同じ言語テストを再びし、息子の言語能力がどれくらい伸びているか見ます。 4つの絵があり、先生の説明に合った絵はどれかを選ぶ問題。 1枚の絵の中で登場人物が何をしているか、説明する問題。 しかし、息子はニコニコ素直にしているけれど、テストに集中できず、関係ないことを言い出したり、ズボンのサスペンダーをいじったり、席を立って「こんなこと出来るよー」とくだらないこと始めたり、、、 (「この集中力のなさが、問題だよなー」と思う私。)

テストの結果としては、前回より良くなっている。 しかし、文法上の問題はまだまだあり、今後もサポートが必要なので言語聴覚療法は続けなくてはいけないとのこと。

前置詞や時制(過去形など)が出来ていません。

そして、C先生のこと。 「この半年間、言語聴覚士のC先生と6、7回程お会いし療法を受けたわけですが、毎回ボードゲームをするだけで、文法や発音について見るわけではなく、本当にただ普通のゲームをするだけで、息子の言語発達にも進展が見られません」とお話しました。

こちらのM先生も、「心配するのは分かるわ。 ゲームばかりというのもおかしいし。 C先生と話してみます」と言ってくださり、次回、2週間後にもう一度息子と一緒にお会いすることになりました。 適切な教材や指導の仕方を用意しておくとのこと。 家でも、文法上について、前置詞や時制など、トレーニングしてくださいと言われました。

あと、言語テストの最後に、M先生が息子の側で mmthsh、といった発音をし、息子は先生の方は見ずに、同じ音を出すということをしました。 それは聞こえているようで、全部きちんと発音できていました。 thの発音なんて、きちんと歯で舌先を挟んで発音しているので、びっくり。 子供って本当に、聞いただけで、口(唇、舌、歯)をどのように使って発音するのか、分かるんですね。 そうやって発音を学んでいくんですね。 発音は、早いうちの対処が必要を実感しました。

C先生ですが、本当にこの半年、ストレスばかり溜まっていました。 

前回は、夫が息子の問題点「昨日今日明日といった時制の理解が難しいようだ」と話すと、「そういうことは言ってくれれば、こっちも対処するわよ」と、1週間の月曜から日曜が色分けされた表をくれました。息子はすぐに理解し、楽しそうに利用しています。

でも、時制の問題については、私が初めてお会いしたときにも話したけど、「どんどん話していくのが大切よ」と言うだけで、具体的なことは何も教えてくれなかったし、言語テストの結果を知っているのだから、それに基づいたプログラムを組んでくれるのかと思ったら、毎回毎回息子のニーズに沿ってないボードゲームばかり。

私たちも言語聴覚士さんにつくのは初めてなので、どういう風に進めてられていくのか分からず、先生にお任せするしかない。 でも、なんか違うような、、、という違和感が拭えず。

夫が、「C先生はベテランの業績があるけれど、子供向けではないんじゃないか」と言っていて、そうかも、と思いました。

子供だからゲームを使うのが一番との考えなんだろうけど、ゲームの内容にもよるし、そのやり方がその子に合っているとは限らない。 でも、ひたすらゲームにこだわっている。

私が「英語を今から導入すべきか」聞いたとき、「いえいえ、現地語の語順をしっかり身につける方が先よ」と言われましたが、でも、C先生と言語療法を始め半年経ちますが、まだ語順は身に付かないんでしょうか? いつ、語順に関することをしましたか?って思います。

「ゲームを通じて、ズルすることも教えます」と言っていましたが、それも特に教えてもらってないし、立派なメソッドを持っていながら、実践には至ってないように感じます。

C先生は息子との言語療法を続けたいようで、何かあったらいつでも声かけてと、連絡先もくれました。 C先生が夫に話したことには、C先生が教えていた、うちの息子と同じ年齢くらいの男の子は、毎回最後に「お前なんか嫌いだ。 お前と会うのは今日で終わりだ」という捨て台詞を残して帰って行ったとか。

そのセリフは、私も言いたい(笑)。

うちの息子は、いつもニコニコ楽しそうにしていますもんね(でも、何も分かっていないのが、問題)。 しかし、年相応の言語能力が身に付いてくれないと困ります。 それが全然できなかった、無駄にしてしまった半年間です。
にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へにほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ 

2週間後の6月22日に、夫と二人で息子の言語テストの結果を聞きに行きました。 息子の聴覚関連は、なるべく二人で出向くようにしています。 

テストの結果は、かなり枚数があり、細かく書かれています。

まずは、今ではおなじみになった聴覚の表。 真ん中に横たわっている「バナナ」のような形をした色の濃い部分が、言語の音が聞き取れる範囲となります。 

 

oto

それを息子のオージオグラム(聴覚測定)と比べると、真ん中あたりから聞こえてないことになり、息子は飛ばしてしまう音が多い。

やはり聞こえていないので、きちんと発音ができていません。

それと、息子は文法的にかなりの問題があります。 例えば、ネコとネズミがいる絵を見せて、先生が ”There is a mouse and…” と言えば息子は ”a cat”と言わなければならないところ、ただ単に ”cat” とだけ言い、冠詞を抜かしていました。

現地語にも英語と同じように単語には冠詞がつき複数形があり、またそれらが英語より複雑に変化するのですが、理解できていない。

難聴で聞こえが悪いと、人が話す文章を聞いていても重要な単語だけを拾い、内容は理解できていても、文法的なルール分かっていないことが多いそう 。 単語の前や語尾につく細かな変化は特に聞こえにくく、また意味は分かるので、気にしないんですね。 通常に聞こえる子たちは、言葉を覚えるうえで自然と文法も習得していくのに、難聴児はできない場合が多い。

でも、冠詞や単数•複数形の変化は、外国人である私にとっても難しく、間違えたり飛ばしたりするので、分かるなぁ(笑)。

M先生が私に「日本語ではどう?」と聞いたので、日本語には冠詞や単数•複数形はないのだが、数を数えるとき、棒なら1本、お皿なら1枚というように対象により数え方が違ってくる。 しかし息子はそれが理解できず、めちゃくちゃに使うと説明しました。

例えば「猫が2本いるよ」「今日はエリックが二つともいた」というように。エリックという同じ名前の子がクラスに二人いるのですが、「二人」って言えず、2本とか二つと言ったりします。

「ある、いる」「あげる、もらう」の使い方も、よく間違えてる。 やはり文法的な問題は、日本語でも現れています。

あと現地語も日本語も、過去形ができていないですね。 

しかし、このような文法は、私も現地語を喋っているとめちゃくちゃになってくるので、私も問題ありです(笑)。 息子もまだ言語を習得している途中。 私が外国語を習う時と同じ間違いをし、同じ苦労をしているのかもしれません。 

話したいことがいろいろあり、焦って喋ると吃ったり不明瞭になったりするのも、私と同じ(苦笑)。

さて、テスト結果(問題と対策)が出たとこで、息子担当の言語聴覚士を誰にするかとの話しとなりました。

M先生の方で、病院に所属する言語聴覚士を紹介することもできるが、支援機関のSさんとMさんの方で、既に一人の言語聴覚士を息子の担当にと準備している。 その人だったら都合が付き次第すぐに始められるが、こっちで今から紹介するとなると、順番待ちとなるので、ちょっと時間がかかるかも、とのこと。

私たちは、誰が良いとかまったく分からないので、いま進められている方に任すことにし、M先生がその方にテスト結果を送付することになりました。 

それからM先生は「経過途中の検査は、また私が受け持ちましょう。 一度私が担当しているので、私がテストをした方がいいわね」と言ってくださり、1年後の小学校入学までに年齢に見合う言語能力を身につけさせたいという要望を「目標を設定するのは良いこと。 私もいつも、そうしているの。 その目標をクリアできるようにしましょう」と前向きに語ってくれました。

夫はM先生のことを、丁寧に説明してくれ分かりやすかったと言い、私は「言語聴覚士という職業からかな」と思いました。 さらに夫は「ここで今まで会った人たちは良い人たちばかり、最終診断をしたあの医師を抜かして。」その医者に、私は会わなかったのですが、かなり厳しいもの言いをする人で、泣き叫び手を付けられない息子に対しても容赦なかったので、根に持っているよう。 その医者には、今後会うことがあるのかな?

今度は息子担当の言語聴覚士さんという、また新しい出会いがありますが、夏が終わってからになりそうです。

(余談:この日は久しぶりに夫と二人だけでの外出で、丁度お昼時だったので評判のレストランで食事でもしようかと思ったのですが、生憎の天気で土砂降りで夫は風邪気味。 さっさと帰ることにしましたが、その後夫は風邪を拗らせ数日仕事を休むことに。)
にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へにほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ 

L先生から紹介を受けた言語聴覚士から、すぐに受診日案内の手紙が届き、6月5日(金)に来てくださいとのこと。 場所は、聴覚測定と同じ病棟。 

ここは大規模な国営大学病院で、受付は耳鼻咽喉科でするのですが、聴覚関連は別の建物の Hearing and Speaking 科に行きます。 ここでは、Audiology (聴覚学)の先生(L先生ですね)、エンジニア(補聴器関連かな)、言語聴覚士、医師(一度しかお会いしたこのない最終診断した先生)といった4つのスペシャリストによるチームにより難聴の人たちの治療にあたっているようです。

今回は私が一人で息子を連れて行きました。 初めてお会いする言語聴覚士のM先生は、中年の闊達で若々しい女性。 (今のところ、ここでは女性の先生にしかお会いしていません。)

まず最初は、私も含めた3人でカードゲーム。 (これはテストには直接関係ないようだったが、リラックスし親近感を深めるため?)

それから先生が息子に対してテストを始めました。 発音及び文法理解についても診るとのこと。

1ページに4つの似たようで微妙に異なるイラストがあり、先生の説明に当てはまる絵を息子は指差していきます。 「男の子は、犬よりも早くは知っています」「箱の中に黄色いボールが入っています」というような文章で、名詞、動詞、形容詞、前置詞が理解できているか判断するようです。

だんだんと説明文も難しく複雑になってきて、「おばさんは象の後ろにいるだけでなく、象を手で押しています」というような、英語でいうなら not only but also といった複雑な構文になると、横で見て聞いている私の方が「え、ええーと、どれだ?」と戸惑ってきます(笑)。 息子の方も、間違った絵を指す回数が多くなってきます。

分厚い本が一冊終わり、もう一冊。 今度のテストは、1ページにひとつの絵があり、その絵の状況を息子が説明するというもの。 例えば、海で子供達が遊んで砂浜では女の人が屋台でアイスクリームを買っている絵。 先生が「海辺でトムとジェリーが遊んでいるね。 リンダは、、、 何しているの?」と聞けば、息子は「アイスクリームを買っている」と答えるべきなのですが、「アイスクリームをあげる」と言っていました。。。 まさに、このような文を言うことができないんですよ、息子は。

サルが風船を膨らませている絵は「ボールが顔にバンバン」とか言っているし。

確かに、こういうテストの絵って、何故かヘタクソ的なイラストが多いし、顔に風船をあて目を固くつむっているサルの顔を見て、「ボールが顔にぶつかって痛がっている」ように見えなくもないのですが。 でも、言葉できちんと説明できず、擬音を使ってすませる傾向も息子にはありますね。

間違っていた場合、先生が正しい言い方をします。 全てのテストが終了した後、もう一度間違っていたページに戻り、同じことを聞き、今度は息子が正しく言えるかも確認。 (やはり同じ間違いをしていました。)

二つのテストが終わり、先生は息子を部屋にあるおもちゃで遊ばせて、今度は私に質問。 息子の状況等を話し合い、もう1回テストをするとのことで次の日程を決めました。

で、2回目のテストは夫が可能の日にちで、すぐに週明けの月曜日6月8日となり、今度は夫が連れて行きました。

今度は単語のテストを主にしたそう。 息子、語彙はけっこう持っていて、8歳児並みのボキャブラリーがあるそう。 やはり4択のテストで、だんだん難しくなっていくため、最後の方は、息子は当てずっぽう指差していたけど、それが全部まぐれ当たりだったそうですが。

発音の方は、側で聞いていた夫が頭を抱えたくなることが多かったとか。

この2回に渡るテストの結果を見て、今後どのような言語療法を息子にしていくか話し合うため、2週間後に親だけで再度訪問となりました。

M先生は、ボキャブラリーは多いし、今から補聴器を付けての言語訓練をしていけば、1年後の小学校入学時には言語面の問題ないでしょうとポジティヴな見解とのことでした。
にほんブログ村 病気ブログ 難聴・聴覚障害へにほんブログ村 子育てブログ 海外育児へ 

このページのトップヘ