新しい学校(発達障碍児のための支援級、通称B校)に通い始め、最初のうちは行き渋りもあった息子ですが、3週間も過ぎると問題なく登校、先週の週末なんて「わーい、明日は学校だ。いろいろ新しいことを勉強するのが楽しみだ。」なんて言っていました。 今日で9月の最終週も終わり。 先日は保護者会もあり、B校の全貌(?)も分かってきて、親も息子も満足している状態です。 そして、この学校に通うことができたのは、すごくラッキーだと思います。

学校は広い庭付き民家で落ち着いた環境。 生徒は6年生が3人と(息子を含む)3年生が2人に対し先生方は6人。 それぞれ専門教科を持っています。 授業は個人で(小さな簡素な部屋にこもり、先生と一対一で)することもあれば、全員ですることも。 通常学校を目指しグループでの授業にも慣れるため。

音楽の授業は全員で(隣接する普通校の)音楽室に行き、体育の授業も全員で体育館に行き、週に1回隣町の市民プールで水泳の授業があり、家庭科の時間3年生の二人はミシン室に行って息子の以前のクラスと合同実習。 金曜日はみんなで子供ニュースを観、ケーキを焼いておやつを食べる。 

ただ授業が毎日(1年から6年まで全員)、8時20分から13時20分までなので短いですよね。 ほとんど個人授業だから、長い時間多数の生徒と一緒に分からない授業を受けているより学んだことは定着するようですが。

保護者会のとき聞くと、算数の先生曰く、最初に息子が何について学びたいか聞き、時計(時間の読み方)なら興味があるということで、それを毎日徹底してやっているそう。 時計はS校でも1年2年とやっていて、それでも息子に時間を聞くとすぐに答えられなかったりしましたが、今は時間を聞くとしっかり答えられるし率先して時計を見るようになりました。 息子に聞くと、最近はお金の計算問題もしているそう。(お金・・・これも息子の興味の対象。 数字だけの計算問題は苦手でも、お金の計算問題はすんなり出来る。)

家で勉強しないんですが宿題は出ないんですか?との質問には、「宿題は出しません。 勉強は学校のみ。 そのための学校です。」

日本語で子供の発達障害について調べていると、学校で出される宿題に追いつけないとか、学校での授業を理解させるため家で予習させて望むとかあったのですが、こっちの学校の方針からみると本末転倒?

私は日本で教育を受けたから、こっちの学校のやり方とか、大丈夫なのかぁこれで?と不安に思うこと多々ありますが、段々と息子にとってはこっちの方が良いのかな、良いんだろうな、と思うようになってきました。

息子は英語を話したがるのですが(ゲームやYouTubeの影響・・・)、6年生に英語が得意な子がいるので、その子と好きなように英会話をさせてやり、先生が傍について指導したりするそうで、そんな臨機応変な授業、息子にピッタリ。

音楽の授業は、音楽の先生は息子曰く「アイアン・メイデンのメンバーだと思う」そうで(長髪の中年男性の先生というだけですが・・・笑)、「プラウド・メアリー(Proud Mary by CCR) ジョン・フォガティ作詞作曲の69年のロック」をみんなでセッションしちゃうそうで、これも少人数だからなせる業かな。

先生の一人は学校の備品費や子供たちを遠足に連れて行くための資金を、奨学金の取得や寄付などで集めるため、いろいろなところに応募していて、先日は某著名人から返事が来たそう。 

学校は公的なものだし授業料も給食費も必要ありません。 しかし公的資金では足りない、もっと多くのアクティビティをさせたいと思う場合、このように先生や生徒自ら資金集めをします。 例えば、保護者会のときに出されたお茶菓子(ケーキ)は生徒たち(息子と同学年の女の子)が作ったもので、親をお金を払ってケーキを買います。 そのお金は学校の資金に、生徒たちのために使います。

今後この学校とどのように付き合い、息子はどのように成長していくのか楽しみです。
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