夏休みも終わりに近づいた頃、学校から1通の通知。 副校長からで、9月5日に特別支援学校の先生を招き息子さんの問題行動について話し合います、と。

副校長は前回の3機関ミーティングでは自分たちの思う方向に話が進まずキレまくり、そのときに2回目のミーティングの日取りを決めたにもかかわらず、直前キャンセル。 今度は息子をS校から追い出すべき、勝手に特別支援学級にコンタクトを取ったらしい。

夫は休みを取り当日のミーティングは私たち夫婦、学校からは副校長、息子の担任教師、書記として特別教育専門家と前回のミーティングと同じメンバー。 そして特別支援学校からの先生。

この先生は若く控えめだけど明るくハキハキした態度が好印象。 自分たちの学校について熱心に情熱的に語ってくださり、にこやかに「今たくさん話してしまったけれど、いっぺんに話されて混乱してしまうかもしれないけれど」とこっちの反応や、配慮も忘れない。 

私たち親から、また担当教師から息子の話を聞き、子供が安心して学校にうちとけられるか、子供第一の姿勢を語り、それから「うちの学級では聴覚障害用の設備がないけれど・・・」と憂いの言葉を口にすると、すかさず副校長が「いいのよ、この子の問題は聴覚じゃないんだから」と、また親の心を傷つけるような暴言。 この人には、本当に「真摯な態度」が見当たらないし生徒のことなんて何にも考えていない。(夫は「S校の先生でこんな態度の人は初めて見たけど、どこもこんなもんだよ、学校をビジネスと考えているのは」と言う。 直接生徒と接する教師と学校という会社の運営を受け持つ副校長とでは、まったく考え方が違う。)

この特別支援学級は、S校に隣接する普通(小・中)学校に属するかたちだけど、1~6年生の教室は近くの住宅地にある民家で、今年は2年生が1人、5年生が3人在籍しており、教師の数は7人。 授業は月から金まで毎日朝8時20分始まり、13時20分終了。 翌週の金曜日、まずは保護者だけで見学に行くことになりました。

先生が「あまり魅力的な場所じゃないのよ、古い家だし、小さな庭は校庭といえるほどではないし、家の中も生徒が集中できるよう殺風景だし」と先生が謙遜気味に言うので、夫はすっごいボロ屋を想像したようで、そんな酷い状態のところに息子を通わせるわけにはいかないと息巻いていたけれど、実際訪れてみると、広い(といっても、こっちの田舎では普通な規模の)民家で、真ん中の大きなリビングとダイニング・キッチンを中心に部屋が5~6室あります。 大きめの部屋は全員が合同で勉強できる教室、小さめの個室は一人きりで勉強できるようになっています。 玄関の横は靴を脱いだり鞄を置くロッカー室。 外のガレージや物置を改造した部屋は教員室、それと朝生徒が全員で顔を合わせる部屋。 庭には滑り台や小さなジャングルジムのような遊具もあり、ちょっと幼稚園の校庭みたい。 部屋の中も清潔です。 落ち着きがなかったり、過敏症がある子供たちが安心して勉強に集中できる環境を作ってあります。

S校と隣接する普通学校の裏手にある静かな住宅地にあるのですが、こっち側にきたのは初めてでした。 うちからの通学は5分長くなるくらいかな。 給食と体育の時間はS校同様、隣接の普通学校にある食堂と体育館を使うそうです。

ミーティングに来てくれた先生が始終案内や説明をしてくださり、この先生からも、そして挨拶程度だけどお会いした他の先生からも、情熱と愛情を持って教育にあたっている姿を感じます。 そして何より、ここでの境遇が息子にとって最適だと感じるし、ここでは息子の問題行動は問題とはみなされない。 息子はこっちの学校に行くべきだと確信。 夫も同様で、すぐに転校手続きをとってほしい旨を伝えました。

その学校見学から2週間経つのですが、具体的にいつ、どうやって息子が転校するかはまだ未定です・・・(まだ書類のやり取り等あり、迅速にはいかない。)
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