子供の発達障害の診断や治療(療育)は、子供や10代(18歳まで)の若者たちを対象とした児童精神科(心療内科)で行い、各々地域の病院にあるのですが、私たちが選んだのは総合大学病院(いつも聴覚検査に行っているいるとこ)にある、「ろうや難聴児のための児童精神科」。

聞こえない、聞こえにくい 子供たち特有の症例に熟知している医師やカウンセラーが常在し、手話通訳や補聴器の補助システムなども完備。

子供が聴覚障害である場合だけでなく、親や兄弟など家族が聴覚障害の場合も対象になっています。 

発達障害だけでなく、学校でイジメにあっている、生きづらさを感じている、鬱っぽい、といった精神に関わる問題を抱えている場合も、ここです。 聴覚障害特有の事情があったり、当事者の子供は普通に聞こえるけれど家族に聴覚障害者がいるゆえに発生する悩みなどもあるだろうから、聴覚障害関連者に特別な精神科があるのは、とてもありがたい。 (全国に3箇所しかないようなので、通える範囲内にあってラッキー。)

で、当日(4月19日)は朝9時からの診察。 初診の場合、なるべく家族全員でくるようにと言われていました。 (うちは私、夫、息子の3人ですが、大家族の場合大変ですね。)

お会いしたのは、聴覚障害のスペシャリストであるカウンセラー(50代くらいのベテランらしい女性)、医師(身体的な問題や健康面を見るため。 30~40代くらいの女性)、心理士(まだ20代くらいの初々しい女性)。

3人も揃っていたので、ちょっとビックリ。 (予約日の通知には、カウンセラーと医師の名前しかなかったから。) でも、3人の異なる専門家から総合的に診てもらえるのは、心強いし 重要だと思いました。

部屋に入り、一同円卓を囲んで席に着きましたが、結局は主に夫が息子について語り、息子は部屋にあったオモチャで遊び始めるけど一人では退屈して、会話に割って入ってくるので、私が席を離れ息子の相手をするという展開に。 (最後の方で、心理士の方がちょっと息子の相手をしてくれました。)

 聴覚障害のスペシャリストであるカウンセラーが進行役として場を取り仕切り、夫が息子について語るなか、ときおり医師や心理士から質問が出ます。 また内容によっては、カウンセラーが「それは難聴だから」と聴覚障害の立場から訂正や説明を入れてくれます。

このカウンセラーさんは、息子の担当である特殊教育専門家のMさんとは熟知の中で 、Mさんからの紹介状を受け取った人です。 (この人がいろいろコーディネートするのかな?) 息子が難聴児のための特別支援学校S校に通っていることを伝えると、「S校のことはよく知っていますよ。 (S校の生徒は)ここの常連だから。」とおっしゃっていて、あはっ、やっぱり!?と心の中で思いました。

というのも、私も夫も、S校の生徒たちとは息子の送り迎えで、ちらっと接したり様子を目にするだけですが、既に「この子は発達障害だろうな~」と思う子が何人か、いる。 

それから、初めに言われたのですが、「以前かかったという心理士(医療機関)もチェック しましたが、あそこはここ(児童精神科)とは違う機関なの。 医師のレベルも診る内容も違うのよ(低いレベルの機関)。」とのこと!

帰宅してから、以前の心理士からの書類を見てみたら、 確かに医療機関の名前が違っている(イニシャルでしか記されていないので、正式名称を知らなった。 そこは「児童精神科」ではなく、「児童健康センター」といったものえ、医師もそこに所属する心理士で専門レベルが低い。)

つまり、親である私たちが何度も息子に関する疑問や問題を訴えたのに関わらず、子供はそういうものよ、成長するうちに治るわよと押しとおし、難聴を見落としていた「かかりつけ保健師」は、発達障害の診断を求む私たちのことを、またも軽くみなし、正式な専門家(心理士)に紹介状を送らず、簡易的なとこに送ってたということ。

そして、そこの心理士は何にも分かっていないようだったし、ちょうど難聴が分かったので難聴の治療に専念することにし、発達障害に関しては置いといたのです。 (そして、今また発達障害疑惑が・・・)

本当に、全ての 元凶は、生まれたときから就学前の5歳まで、一人の子供に一人の保健師が担当する「かかりつけ保健師」。 呆れるしかありません。

長くなったので、面談の内容は次回に。

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