担任お二人と息子の言動について話し合ったのですが、私はちょうど1週間前の木曜、学童のJ先生から息子が言うことを聞かず困る、と相談を受けていました。 放課後2時間の学童は今学期1月から開始。 息子は社会性やコミュニケーションに問題があるようだが、他の子供や大人ともっと接する時間が必要だろうと参加することになったのです。
 
J先生は今学期からの臨時の方で、時々来てくれます。 なので息子は、新顔で穏やかな性格の先生をからかって、そんな態度取るのかな~と最初思いました。 子供って相手が大人でも、ちょっとバカにしたりフザケたりしても大丈夫だな、と敏感に感じ取ることってありますよね。 そのとき息子には、厳重に注意し、夫にも伝えました。 ところが、翌週の水曜日(話し合いの前日)、別の学童の先生からも同じことを言われたのです! 息子がまったく言うことを聞かず勝手な行動を取る、と。
 
このM先生は正規の学童の先生であり、午前中は息子たちのクラス(0学年)のアシスタントとして常に一緒にいます。 息子たちと同期に新任としてS校に赴任したのですが、他の障がい者の施設等に長年関わってきたベテラン。 そのM先生の言うことも聞いていないとは!
 
学童でのことを担任に話すと、息子は午前中の授業(3時間半)では特に問題なく過ごす。 授業は時間割が決まっており、そのルーティンに沿って行動するからだと思う。 しかし学童は、それほど厳密なルーティンがあるわけではない。 そのときどきにより違うことをしたり、ある程度自由に遊んだり。 そうなると息子は、ハメをはずし、それがどんどんエスカレートし、手に負えない状態になってくる。
 
自閉症の子は、決まったスケジュール通りにことが進むと安心し問題なく行動できるが、突然の変更や予想外の出来事に適応できずパニックを起こすと言われます。 息子の言動に当てはまりますね。
それと、私たちがリストに書いた、もう一つ気になっていること。 息子に「今日は学校で何したの?」と聞いても答えない。 
 
この「今日何したの?」と聞いても答えないのは、保育園時代からでした。 3~5歳くらいだと、今日保育園であった出来事を親にいろいろ話したい年頃ですよね。 それがまったくなかった。 (当時の「かかりつけ保健師」にも、このことは相談しています。 そのとき言われたのは「話したくなかっただけでしょう。 大人だって会社で嫌なことがあったら、話したくないのと同じ」と一笑され終わり。 全てが万事この調子だったんですよね、あの保健師とは。)
 
5歳で難聴が分かったとき、聞こえにくいせいで言葉の発達が遅れ、聞かれたことにきちんと答えることができなかったんだ、と納得したのですが・・・
 
補聴器を付け始め、特別支援学校にも通い始め、なのに未だ今日の出来事を聞いても答えない。 答えるときもあります、自分から言うこともあります、何か息子にとって特別興味があったり、おもしろかったりしたときは。 
 
先日も私が「今日は体育で何したの?」と聞いてもポケッとして答えない。 何度か聞いて、そうやく口を開いたと思ったら、全然関係ないことを喋り始めた。 「日本語では話しにくいことなんだろうか? 日本語の単語を知らないから言わないとか?」と私は思い、夫が帰宅してから現地語で同じことを息子に聞いたのですが、息子の反応はまったく同じ。 ポケッとして答えない。 そうなんです、言語の問題じゃない。 日本語が分からないわけじゃない。 言語とは違う問題。
 
夫の知人に、自閉症などの障害を持つ子供のケアセンターで長く働いていた人がいて、その方に息子のことを話し聞いてみると、自閉症の子は日常の出来事にこだわりを持たない、今日何があったかなんて聞いても、その子にとって当たり前のことで、特に話すべきことでもないので、忘れちゃってる、または無関心。 (その代わり、その子にとって特別だったこと、興味の対象だったことはよく覚えていて、そのことばかり話したがる傾向がある。) 息子に当てはまります。
 
それで、私たちの最終的な質問(疑問)なのですが、これら問題の原因は、息子の聞こえ? 性格? それとも、その他の要因(発達障害等)?
 
先生方も私たちの話を聞き、聞こえが問題なのではない、息子さんはきちんと聞こえている(もちろん難聴ですが)と断言。 心理療法士に会いアドバイスを受けるように勧められました。
 
ちょっと振り出しに戻るような感じ・・・ やっぱり、発達障害もあったんだ・・・ (夫の親族にアスペルガー症候群と診断された者がいるので、遺伝的にも疑っていた。) 

このブログのタイトル、「バイリンガルと聴覚障害」に「発達障害」も付けなくてはいけないかも。

でも、とにかく、息子は学校が大好きで、友達と遊ぶのも大好きで、そのことは先生方も「見ていて、本当に学校が好きなんだって、よく分かります」と嬉しそうにおっしゃり、夫も「学校じゃなくってS校が好きなんですよね。 他の人にも、ぼくS校に行ってるんだ、と得意げに言っています」と言い、みな満足気に締めとなりました。 職員も生徒も保護者も、みんなS校を誇りに思っているーと強く感じますし、この学校に入れて良かった。
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