息子は今年の1月から週1回、教会の歌のクラスに通っています。 当時はまだ、息子が難聴とは夢にも思わなかったとき(判明したのは3月末)。 歌のクラスといっても、5歳児を対象とした30分で、体を動かしながら歌ったり踊ったりして音楽に親しむもの。 

最初、集中力のない息子はやっていけるか?と不安でしたが、8人程のクラスで短い時間なので大丈夫よ、と先生からも言われ、教会主催なので無料だから無理だったら止めればいいか、という感じでしたが、他に習い事はしていないし、本人も歌や踊りは好きだし、音楽に親しんで欲しいので、親としてはやっぱり続けて欲しいという願いでした。

日曜日の教会で本番で歌うときに大泣きしたり、レッスンの途中で外に出て来てしまったこと、パパと一緒に行ったらパパと遊びたい気持ちが勝ったのか、歌わずに帰って来てしまったこともありましたが、最後の頃は楽しんで喜んで行っていました。

6月〜8月は夏休みで、9月から12月までまた新たな学期が始まるとのことで、また通いたいか聞いたら「行きたーい、S先生と歌いたーい」とのことで、今期も申し込み、今のところ喜んで行っています。

しかし、難聴が発覚した今、歌を習わせていいのだろうか? 本人や周りに負担にならないだろうか? まだ5歳児のクラスだから、本格的に音階を習うというものでもなく、遊びながら歌うのが目的なので、今のところは何の問題もないから通わせたいけれど、、、

と悩んでいたとき、難聴児へのアドバイスとして、こんなフレーズを見つけたのです。

「私たちは歌いません、なぜなら彼女は聞こえないから」
いいえ、難聴児は建聴児よりも、もっともっと聴くトレーニングをしなくてはなりません。 もっともっと言語の発達を刺激しなくてはなりません、だから、、、
「もっと歌を! もっと本を! 日々のコミュニケーションや遊びの中で会話を伸ばそう!」

この言葉を読んで、とても嬉しかった。 教会の歌のクラスに通わせていて良かった。 分からないから、必要ないから、、、 そんな風に考えてはいけないんですね。 もっともっと、言葉を、音楽を、歌を聴かせ、子供からも、もっともっと言葉を、音楽を、歌を引き出してあげるべきなんですね。

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