言語聴覚療法第2回目は、8月12日(水)。 息子に、今日は言語聴覚士のK先生に会いに行くよ、と話すと、「うん、またゲームするかな」と楽しそう。 彼女に会いに行くことに抵抗はないようです。 イヤだー、とグズられたらどうしようと心配していたので、これは良し。

実際、お会いすると素直に仲良く話し始める。 会ってまだ2回目なのに。 こういうとき、母親の私は、息子の性格がすごく不思議。 私はけっこう人見知りがあり、ドキドキしてしまうので。 息子は誰とでも、素直に仲良くなるタイプ。 しかし、好き嫌いが激しく、何かが彼にとって受け入れられない相手だと、徹底して無視、嫌がる面があるので、K先生とはOKなんだなー。

最初は、袋の中に入っている、小さな丸いメンコみたいなカードを順番に一人一枚取り出し、描いてある絵が何かを言う。 自分が取ったカードは手元に置いておくけれど、泥棒の絵が出たら、泥棒をひいた人がみんなのカードも貰う、というゲーム。 しかし、息子は泥棒の絵の意味が分からなく、このゲームに飽きてグズり始めた。

ちょうどそのとき、サポートチームの(補聴器をしている)M先生が部屋に入って来ました。 この週は、ぼちぼち夏休み休暇から戻って来た人たちが働き始めていて、M先生も日焼けしている。 私が見上げるほど背が高く、豊かなブロンドの髪で、存在感がある人、と2回目に会って思ったのでした。

彼女は、息子の保育園と連絡を取りたいのだが、どこの保育園かよく分からなかったので確認したく、今日私たちが言語聴覚士のK先生と会うと知り、わざわざ部屋を訪れてくれたのでした。 

M先生の名刺を貰っていたので、念のため、その日の夜に息子の保育園と電話番号をメールすると、翌日に返信があり、昨日の時点で既に保育園と連絡を取り、金曜の朝に息子のクラスの先生方と会う約束をした、とのこと。 やはり、すごいテキパキした人。 また保育園の先生の対応も素早い。 本当に感謝です。

で、言語聴覚療法の方ですが、メンコのカードの単語は、息子はほとんど全部、冠詞もつけて言え、日本語でも言えるものばかりでした。 しかし、中に「囚人」の絵があり、この単語は初めて。 日本語で何というのか迷いました。 「牢屋に入っている人、、、 囚人?」

次に別のゲームをして、この「動物が何を食べるか」というゲームはお借りすることにしたのですが、家では全然遊んでいない、、、 ゲームを使った言語療法が息子に合っているいるのか、やはり疑問なのですが。

次回は、夫の休日に会ってもらうよう約束を取りました。 夫ならば現地語でスムーズな会話ができるし、私とは違う見方や感じ方があると思うので。

突然息子がK先生の手首に齧り付いたので、何かと思ったら、彼女の腕時計に興味を持ったんですね。 楕円形をした、中が半分見える、凝った装飾の腕時計。 K先生は「コピーなのよ。 セカンドハンドのお店で安く買ったの。」 それは、ネジ撒きではなく、振ること(振動)により動くタイプの、昔スイスで製造されていた時計、のコピーでメイド•イン•チャイナ。 今はもうスイスで製造されておず、もしこの腕時計をスイスに持って行ったら税関で没収され、時計は圧縮機にかけられ、粉々に壊される、、、 と教えてくださいました。

で、この日、一番私の印象に残ったのは、この時計でして、帰宅した夫にも、「先生の腕時計が、、、」と熱心に語り、 療法の内容はどうでもいいというか(笑)。

それと、帰りに息子は公園の巨大トランポリンで遊んでいたのですが、一度遊び始めるとやめることを知らず、炎天下で顔が真っ赤になっているのに飛び続け、止めさせるのに苦労しました。 その後、「ノド乾いたー」とうるさい。 手持ちの水はもうなくなっていたので、普段は与えないジュースを買うハメに。

すると、一気飲みした息子が「ボク、ノドかわいていて、これ飲んでうれしかったの。 どうもありがとうございました!」とはっきり言ったので、ビックリ。 普段、自分の気持ちを説明すること、きちんとお礼を言うことがなかなかできない息子。 

よほど嬉しかったのでしょうか。 言語療法よりジュース効果の方が大きい?
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