L先生から紹介を受けた言語聴覚士から、すぐに受診日案内の手紙が届き、6月5日(金)に来てくださいとのこと。 場所は、聴覚測定と同じ病棟。 

ここは大規模な国営大学病院で、受付は耳鼻咽喉科でするのですが、聴覚関連は別の建物の Hearing and Speaking 科に行きます。 ここでは、Audiology (聴覚学)の先生(L先生ですね)、エンジニア(補聴器関連かな)、言語聴覚士、医師(一度しかお会いしたこのない最終診断した先生)といった4つのスペシャリストによるチームにより難聴の人たちの治療にあたっているようです。

今回は私が一人で息子を連れて行きました。 初めてお会いする言語聴覚士のM先生は、中年の闊達で若々しい女性。 (今のところ、ここでは女性の先生にしかお会いしていません。)

まず最初は、私も含めた3人でカードゲーム。 (これはテストには直接関係ないようだったが、リラックスし親近感を深めるため?)

それから先生が息子に対してテストを始めました。 発音及び文法理解についても診るとのこと。

1ページに4つの似たようで微妙に異なるイラストがあり、先生の説明に当てはまる絵を息子は指差していきます。 「男の子は、犬よりも早くは知っています」「箱の中に黄色いボールが入っています」というような文章で、名詞、動詞、形容詞、前置詞が理解できているか判断するようです。

だんだんと説明文も難しく複雑になってきて、「おばさんは象の後ろにいるだけでなく、象を手で押しています」というような、英語でいうなら not only but also といった複雑な構文になると、横で見て聞いている私の方が「え、ええーと、どれだ?」と戸惑ってきます(笑)。 息子の方も、間違った絵を指す回数が多くなってきます。

分厚い本が一冊終わり、もう一冊。 今度のテストは、1ページにひとつの絵があり、その絵の状況を息子が説明するというもの。 例えば、海で子供達が遊んで砂浜では女の人が屋台でアイスクリームを買っている絵。 先生が「海辺でトムとジェリーが遊んでいるね。 リンダは、、、 何しているの?」と聞けば、息子は「アイスクリームを買っている」と答えるべきなのですが、「アイスクリームをあげる」と言っていました。。。 まさに、このような文を言うことができないんですよ、息子は。

サルが風船を膨らませている絵は「ボールが顔にバンバン」とか言っているし。

確かに、こういうテストの絵って、何故かヘタクソ的なイラストが多いし、顔に風船をあて目を固くつむっているサルの顔を見て、「ボールが顔にぶつかって痛がっている」ように見えなくもないのですが。 でも、言葉できちんと説明できず、擬音を使ってすませる傾向も息子にはありますね。

間違っていた場合、先生が正しい言い方をします。 全てのテストが終了した後、もう一度間違っていたページに戻り、同じことを聞き、今度は息子が正しく言えるかも確認。 (やはり同じ間違いをしていました。)

二つのテストが終わり、先生は息子を部屋にあるおもちゃで遊ばせて、今度は私に質問。 息子の状況等を話し合い、もう1回テストをするとのことで次の日程を決めました。

で、2回目のテストは夫が可能の日にちで、すぐに週明けの月曜日6月8日となり、今度は夫が連れて行きました。

今度は単語のテストを主にしたそう。 息子、語彙はけっこう持っていて、8歳児並みのボキャブラリーがあるそう。 やはり4択のテストで、だんだん難しくなっていくため、最後の方は、息子は当てずっぽう指差していたけど、それが全部まぐれ当たりだったそうですが。

発音の方は、側で聞いていた夫が頭を抱えたくなることが多かったとか。

この2回に渡るテストの結果を見て、今後どのような言語療法を息子にしていくか話し合うため、2週間後に親だけで再度訪問となりました。

M先生は、ボキャブラリーは多いし、今から補聴器を付けての言語訓練をしていけば、1年後の小学校入学時には言語面の問題ないでしょうとポジティヴな見解とのことでした。
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