9週間もの長〜い夏休みが終わり、先週から学校が始まりました。 長い・・・本当に長い休み・・・そして昨年と同じく日本へ行けず、家では息子は勉強も手伝いも何にもせず、無駄に過ごした2ヶ月。 ロスト夏休み✖️2。 2ヶ月もあんな状態でいると思考も停滞します。 来年こそは〜日本へ〜。 しかし、息子は来年の1月に12歳になるので、飛行機や日本国内の交通費、全て大人料金になるんですよね。 本当に、失われた2年間は経済的にも大きいです。

学校からは宿題が出ず、先生からは「敢えてと言うなら本、文学の本、を読ませてください」とだけ言われたのですが、私はそれだけでなく算数の復習や漢字もさせようと思っていたのに、結局何とかできたのは読書だけでした・・・

文学書は、以前チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)を読ませ、面白く読みやすかったロアルド・ダールを勧めてたところ、





2冊とも順調に読み進め、ハマっていました。 

朝起きたら本を読む、ゲームは本を読んだらしていいと決めたところ、また内容も面白いので、進んで読むようになりました。 こんな風に自分で黙々と黙読するようになるとは! 読むのが苦手だったのに。 内容を聞くと、それなりに理解しているよう。 (ちなみに、こっちの学校では「読書感想文」がない・・・)

あとミヒャエル・エンデのジム・ボタンの機関車大旅行 (岩波少年文庫)を薦めたところ、こちらは内容は奇想天外で子供向けだけど、書き方が大人向けでおまけに古風なんですよね。(1960年の作品だし。) それで最初のうち読み進まず四苦八苦していたのですが、いつの間にか自ら読み進め、読了していました。

本は図書館で借りていますが、他に借りた本は、現地語訳の「ケロロ軍曹」・・・


1巻からあるだけ(12巻ぐらいまで訳されている)借りて読んでいます。

このまま読書習慣が身につけばとホクホクしていましたが、学校が始まると、読まなくなった。。。 相変わらず「ケロロ軍曹」は読んでいるのですが、新たに借りたロアルド・ダールは全然読んでいないじゃない!!

それでも、5年生に進級し、学校でも学校の図書館で好きな本を借り読む時間があるそうですが、選んだのがスリラー系ジュヴネイル小説。 この本は夏休み前に表紙(怖そう)に惹かれ借りてきたものの、私が読んだところ内容がちょっと息子には大人かなーと思った。 主人公がティーンの女子だし、中学生くらいになれば、もうちょっと色々分かるかもしれないと思い、息子もちょっと量が多く難しそうだったから、結局本人は読まず返したのですが、それを今、学校で読んでいるそう。 

原作は英語なのですが、その英語版の原書を夏休みに図書館の古本市で偶然見つけ購入。 本人は現地語訳を読み終わったら英語版に挑戦したいそう。 いつの間にか、本人がモチベーション持って字ばかりの小説を読みたいと思うようになったのね。 もう読み聞かせはしなくていいのかな。 いつまでも手はかかるけど、やっぱり子供は成長していくものなのね。
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