クラスメートのR君とLちゃん兄妹のお家にお邪魔してお母様と話していた時、R君はどこの学校に通っていたのか聞いたところ「モンテッソーリ系」だと。
モンテッソーリ教育は、子供の自由で自発的な活動を促すという理念があり、個人の発達に応じた環境や教具を用意した、画一面的ではない教育という印象があります。 発達障害の子にも合っていそうな・・・ 以前、市主催の発達障害児の親のための勉強会に参加したとき、「学校からはうちの子は問題児だと言われるばかりで何にも解決してくれない。 公立の普通校ではなくモンテッソーリ系に転校させた方が良いか?」と涙ながらに訴えていた親御さんがいました。 この市にはモンテッソーリ教育を導入した公立校があるので、そっちなら発達障害の我が子に合った対応をしてくれるんじゃないかと、やっぱり思ったんですね。
ところが、R君は当の公立モンテッソーリ系学校に通っていて、手に負えないと4年生の時にB校に転校させられた。 「お宅のお子さんがまたケンカしたので引き取りに来てください」と頻繁に学校から呼び出しがあって・・・って、まったくうちと同じだ!
私が「モンテッソーリって良い学校だと思ったのに」と言ったら、R君のお母様「いい学校よ。 でもうちのRにとっては機能しなかったってだけ。」
ああ、そうなんだ! うちの息子もそうだった。 とても良い学校と評判の難聴児童のための特別支援学校S校に入れたけれど、クラス人数は10人で専門教育を受けた先生二人とアシスタントがついて、それでも息子にとってはまったく機能しなかった!
B校に入ってからはR君も落ち着いて勉強をできるようになったそう。 B校では個別の部屋で先生と一対一で、あるいは一人で自主学習、及び社会性を身に着けるため全校生徒5人でのグループ学習という形態。 教室の中も、生徒が気が散らないようにシンプル。
この「勉強中気が散らない」環境って、とっても大事なんですね、息子やR君のような発達障害児には。
S校は創立当時は生徒十数人でスタート、その後生徒数が増えるにつれ校舎を増築したものの、現時点は定員20名ぐらいオーバーした生徒数で、教室も狭くごちゃごちゃしている。 B校の先生が転校前の息子の様子見にS校を見学したとき「こりゃダメだ、集中できない」と思ったそう。 他の子たちと一緒に勉強するというのも、集中できない原因。
本当に、B校にうつってからは息子も学ぶことの楽しさが分かってきたようです。 S校だとイライラしちゃうだけだった。
R君と息子って、特性が似ているかも。 二人とも社交的で、他の子たちに対して面倒見も良い(やたら説教したがる傾向もあり)。 しかし、すぐにカッときて喧嘩早い面がある。 (「今日の体育の時間にR君が爆発して先生に対して暴言を吐き授業にならなかった」と息子が言っていたことがあるが、別の日の体育ではR君と息子が競争してどうしてもR君に勝てなかった息子が癇癪を起し授業放棄したり・・・ いい子なんだけど、悪い言葉を使いたがったり。)
勉強はそこそこ出来るって感じかな。
とにかく、どんなに良い学校でも発達障碍児にとって良いとは限らない。 発達障碍児に合った環境と先生が必要なんだと、つくづく実感したのでした。 (B校に出会えて感謝です。)
モンテッソーリ教育は、子供の自由で自発的な活動を促すという理念があり、個人の発達に応じた環境や教具を用意した、画一面的ではない教育という印象があります。 発達障害の子にも合っていそうな・・・ 以前、市主催の発達障害児の親のための勉強会に参加したとき、「学校からはうちの子は問題児だと言われるばかりで何にも解決してくれない。 公立の普通校ではなくモンテッソーリ系に転校させた方が良いか?」と涙ながらに訴えていた親御さんがいました。 この市にはモンテッソーリ教育を導入した公立校があるので、そっちなら発達障害の我が子に合った対応をしてくれるんじゃないかと、やっぱり思ったんですね。
ところが、R君は当の公立モンテッソーリ系学校に通っていて、手に負えないと4年生の時にB校に転校させられた。 「お宅のお子さんがまたケンカしたので引き取りに来てください」と頻繁に学校から呼び出しがあって・・・って、まったくうちと同じだ!
私が「モンテッソーリって良い学校だと思ったのに」と言ったら、R君のお母様「いい学校よ。 でもうちのRにとっては機能しなかったってだけ。」
ああ、そうなんだ! うちの息子もそうだった。 とても良い学校と評判の難聴児童のための特別支援学校S校に入れたけれど、クラス人数は10人で専門教育を受けた先生二人とアシスタントがついて、それでも息子にとってはまったく機能しなかった!
B校に入ってからはR君も落ち着いて勉強をできるようになったそう。 B校では個別の部屋で先生と一対一で、あるいは一人で自主学習、及び社会性を身に着けるため全校生徒5人でのグループ学習という形態。 教室の中も、生徒が気が散らないようにシンプル。
この「勉強中気が散らない」環境って、とっても大事なんですね、息子やR君のような発達障害児には。
S校は創立当時は生徒十数人でスタート、その後生徒数が増えるにつれ校舎を増築したものの、現時点は定員20名ぐらいオーバーした生徒数で、教室も狭くごちゃごちゃしている。 B校の先生が転校前の息子の様子見にS校を見学したとき「こりゃダメだ、集中できない」と思ったそう。 他の子たちと一緒に勉強するというのも、集中できない原因。
本当に、B校にうつってからは息子も学ぶことの楽しさが分かってきたようです。 S校だとイライラしちゃうだけだった。
R君と息子って、特性が似ているかも。 二人とも社交的で、他の子たちに対して面倒見も良い(やたら説教したがる傾向もあり)。 しかし、すぐにカッときて喧嘩早い面がある。 (「今日の体育の時間にR君が爆発して先生に対して暴言を吐き授業にならなかった」と息子が言っていたことがあるが、別の日の体育ではR君と息子が競争してどうしてもR君に勝てなかった息子が癇癪を起し授業放棄したり・・・ いい子なんだけど、悪い言葉を使いたがったり。)
勉強はそこそこ出来るって感じかな。
とにかく、どんなに良い学校でも発達障碍児にとって良いとは限らない。 発達障碍児に合った環境と先生が必要なんだと、つくづく実感したのでした。 (B校に出会えて感謝です。)