バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

2018年09月

結局、新学年が始まり、すぐに問題行動続発の息子・・・ この1か月半の間に週2,3回の割合で。 

自分の思い通りにならないと癇癪を起こします。 夫が迎えに行ったとき、突然教室から息子の叫び声が聞こえたことも。 パソコンで書いたものを印刷する段階に、どういうタイミングか息子の番に突然プリンターが動かなくなってしまったんだとか・・・ 息子はちょうどパパへのメッセージを書いたところで、プリントが出てくるのを楽しみに待っていたものだから、そこで爆発。

音楽の時間、YouTubeで自分たちが聴きたい歌を選ぶとき、自分が聴きたかった曲じゃなかったため怒りまくる。

休み時間にフロアボールをしていて自分のチームにゴールを入れようと躍起になっていたところ相手にゴールを入れられてしまい、切れた息子。 先生がタブレットを息子に渡して注意を引き落ち着かせましたが、「この頭なんて死んでしまえ!」と自分の頭を叩く。(息子も自分の意志とは別に癇癪が起こることを認識しているようで、そんなときは自分の頭をかなり強く叩きまくるのです。)

そんな爆発があると学校でも1日中不安定になり、ある日は午後の校外学習に連れて行くのが不安だからと家に電話があり、休日で家にいた夫が学校に行き、その日はそのまま帰って来たことも。

S校に通うほとんどの生徒は遠路タクシーで通学し、親達が学校に来たり先生方と会うのは保護者会や三者面談など1学期に2回ほど(それさえ来ない場合もある)。 私たちは息子をS校に通わせるためわざわざS校の近くに引っ越してきたので、私たち親が送り迎えしているので、その都度先生と会って話すことができる。 私も家に居るので呼び出すことができる。 そのため余計に言いたい放題されている感じ・・・

先日保護者会があったとき、夫はクラスメートのAちゃんのお母さんにだけ息子が転校することを話したそう。 というのも、人工内耳のAちゃんも自閉症とADHDがあるので。(そしてAちゃんは息子のことが大好き。 彼女は落ち着きはないけれど、癇癪等の問題行動はない。) Aちゃんのお母さん(教育関係の仕事をしている)は、「S校には失望したわ。 S校の生徒なんだからきちんと学校で対処すべき問題なのに。」とちょっと憤っていたそうです。 息子と同じような生徒、上級生にも何人かいるので(切れて怒鳴りまくったり、廊下で個人授業しているけど全然やる気なしな態度を目撃)、息子だけじゃないんだけど。

でも、このままS校にいても息子の問題行動は解決しないし、だんだん皆から嫌われていくんじゃないかとも思う。 既に自分のしでかす行動に息子自身が傷ついている。 でも息子にはなすすべもない。

息子は朝は8時10分位に学校につき、8時30分の授業開始まで校庭で遊んでいるのですが、気持ちの切り替えができないので、遊びの後に授業に集中できない。 だから朝は授業開始ギリギリに連れてくるよう提案されました。 それが先週の木曜で今週の月曜からという取り決めを夫と担任がして、月曜の朝は夫が連れて行き問題はなかったのですが、火曜日が研修で学校休み、水曜は1日中競技大会とブランクが開き、昨日の朝私が遅めに学校に連れて行ったところ、もう息子は授業開始前の朝の時間に外で遊べないことを忘れている。 不運なことに、いつも一緒に遊んでいる若いアシスタントの先生に会い走り出した。 私が「走って早く着いても遊べないよ!」と言うと「いやだー!!」と怒り出した。 結局、門まで早く着いてしまい、そこで私とひと悶着。(もっと遅くに家を出てくるべきだった。 時間配分を誤った。)

朝から私も疲れ果てるし、S校の勝手な対応に怒りと不信感が募りモヤモヤするし、早く転校させたい。 しかし友達と遊ぶのを楽しみにS校に通っている息子が不憫でもあるし、本当に息子と学校の板挟み。

こんな要らん苦労してまで通わせなくちゃ学校って、なんなんだろう、と思ったりもします。
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夏休みも終わりに近づいた頃、学校から1通の通知。 副校長からで、9月5日に特別支援学校の先生を招き息子さんの問題行動について話し合います、と。

副校長は前回の3機関ミーティングでは自分たちの思う方向に話が進まずキレまくり、そのときに2回目のミーティングの日取りを決めたにもかかわらず、直前キャンセル。 今度は息子をS校から追い出すべき、勝手に特別支援学級にコンタクトを取ったらしい。

夫は休みを取り当日のミーティングは私たち夫婦、学校からは副校長、息子の担任教師、書記として特別教育専門家と前回のミーティングと同じメンバー。 そして特別支援学校からの先生。

この先生は若く控えめだけど明るくハキハキした態度が好印象。 自分たちの学校について熱心に情熱的に語ってくださり、にこやかに「今たくさん話してしまったけれど、いっぺんに話されて混乱してしまうかもしれないけれど」とこっちの反応や、配慮も忘れない。 

私たち親から、また担当教師から息子の話を聞き、子供が安心して学校にうちとけられるか、子供第一の姿勢を語り、それから「うちの学級では聴覚障害用の設備がないけれど・・・」と憂いの言葉を口にすると、すかさず副校長が「いいのよ、この子の問題は聴覚じゃないんだから」と、また親の心を傷つけるような暴言。 この人には、本当に「真摯な態度」が見当たらないし生徒のことなんて何にも考えていない。(夫は「S校の先生でこんな態度の人は初めて見たけど、どこもこんなもんだよ、学校をビジネスと考えているのは」と言う。 直接生徒と接する教師と学校という会社の運営を受け持つ副校長とでは、まったく考え方が違う。)

この特別支援学級は、S校に隣接する普通(小・中)学校に属するかたちだけど、1~6年生の教室は近くの住宅地にある民家で、今年は2年生が1人、5年生が3人在籍しており、教師の数は7人。 授業は月から金まで毎日朝8時20分始まり、13時20分終了。 翌週の金曜日、まずは保護者だけで見学に行くことになりました。

先生が「あまり魅力的な場所じゃないのよ、古い家だし、小さな庭は校庭といえるほどではないし、家の中も生徒が集中できるよう殺風景だし」と先生が謙遜気味に言うので、夫はすっごいボロ屋を想像したようで、そんな酷い状態のところに息子を通わせるわけにはいかないと息巻いていたけれど、実際訪れてみると、広い(といっても、こっちの田舎では普通な規模の)民家で、真ん中の大きなリビングとダイニング・キッチンを中心に部屋が5~6室あります。 大きめの部屋は全員が合同で勉強できる教室、小さめの個室は一人きりで勉強できるようになっています。 玄関の横は靴を脱いだり鞄を置くロッカー室。 外のガレージや物置を改造した部屋は教員室、それと朝生徒が全員で顔を合わせる部屋。 庭には滑り台や小さなジャングルジムのような遊具もあり、ちょっと幼稚園の校庭みたい。 部屋の中も清潔です。 落ち着きがなかったり、過敏症がある子供たちが安心して勉強に集中できる環境を作ってあります。

S校と隣接する普通学校の裏手にある静かな住宅地にあるのですが、こっち側にきたのは初めてでした。 うちからの通学は5分長くなるくらいかな。 給食と体育の時間はS校同様、隣接の普通学校にある食堂と体育館を使うそうです。

ミーティングに来てくれた先生が始終案内や説明をしてくださり、この先生からも、そして挨拶程度だけどお会いした他の先生からも、情熱と愛情を持って教育にあたっている姿を感じます。 そして何より、ここでの境遇が息子にとって最適だと感じるし、ここでは息子の問題行動は問題とはみなされない。 息子はこっちの学校に行くべきだと確信。 夫も同様で、すぐに転校手続きをとってほしい旨を伝えました。

その学校見学から2週間経つのですが、具体的にいつ、どうやって息子が転校するかはまだ未定です・・・(まだ書類のやり取り等あり、迅速にはいかない。)
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6月半ばから約1か月半、昨年に引き続き息子と二人で日本に帰省しました。(もう遠い昔のことのよう。) 去年の感触から、また二人で行っても問題ないし今年はもっと長くいて大丈夫だろうもと昨年の1か月より半月長くしたのですが・・・ 実際はとても大変で長居することにしたのを後悔した日々。

実家の親が元気で何かと世話を焼いてくれる人ならいいでしょうが・・・ 母は認知症が進み施設に入っており、父は家にいますが何もしない人。 高齢もあるのですが、もともと二人とも子供の世話や孫の世話などしない人で、ハイパーな息子の相手などもちろん無理(というか無視)。 私の方は朝から洗濯、掃除、食事、そして1日中息子の世話というハードな生活! 母は何もしない人で(今思うとこの人も発達障害だったと確信する)、母が残しっぱなしにした大量の私物を私が毎日片づける(じゃないと私と息子の寝るスペースがない!)、そして母の銀行口座の件であちこちの銀行を走り回ったり1日を銀行で過ごしたり。 (そして、あの猛暑!)

息子は、今年は小学校の体験入学は無理かと思ったし、息子にもそう伝えておいたのです。 こっちの学校では荒れていたし、日本語の読み書きもまったくできないし。 7月上旬のある日、郵便局まで息子と歩いていたら河原で小学生たちが虫取りをしているようなので、ちょっと交流できないかと思い、近づいて先生に話しかけたのです。 すると偶然にも2年生、つまり1年のとき息子はこの学校に体験入学しているので、同じクラスにいた子など息子のことを知っている。 気が付いた子は息子に声をかけてきたし、息子はさっさと子供たちの輪の中に入っていきました。 その様子を見て、ほんの数日間だけでも学校に通わせたいなと思い、夏休み1週間前に校長先生に電話。 副校長先生(去年とは違う方)が出て、校長は今修学旅行中だけどお話伝えておきますと、次の日には校長から私の留守中に電話があり、「手続き済ませたから明日から来なさい。2年4組で担任は去年と同じ先生です」と。

迅速な対応に大変ありがたく、しかし息子は、勉強ができないという不安の方が大きく、あまり行きたくない。 私も上履きとか購入していなかったし、金曜日だったので、ちょっと挨拶だけしてこようと学校に出かけたら、「このまま学校にいなさい」と授業に参加すること。 私はやはり不安だったので、給食の前に迎えに来ることにしました。 迎えに行くと、息子はやはり不安そう。 でも、クラスのみんなはそんなこと気にせず、いろいろ親切に息子を助けてくれています。

結局その日は給食を食べずに帰り、「海の日」との三連休を挟んで翌週の4日間(最後の日は給食なし)学校に行くことになりました。 読み書きできないので授業には参加せず、交流を目的としたもので、とお願いし。 息子の方もだんだんと慣れてきたようで、最後の給食の日は好きなものだったらしく、完食したそう。

感動したのは、生徒たちが2年生になっても1年生時のように純粋で、息子のことを受け入れ助けてくれたこと。 そして、去年から息子を知っている子たちは私に対しても「こんにちは」「僕のこと覚えている?」「今年も来たんだね!」と声をかけてくれたこと。 素直なままだけど、その態度や会話など、1年の時より確実に成長、しっかりしているので、これまた感心。 「今年は違うクラスなんだけど、また来年も来る?」と廊下で私に話かけてくれた子もいて。 本当にいい子たち。 私の母校でもあるので、尚更嬉しいです。 校長、副校長、担任とも「来年も来てください!」とおっしゃってくださり、日本にも息子の学校があるようで感激。

今年は学校以外でも交流があり、友達ができました。 近所にある区役所に行ったら、そこに「多言語交流」のグループのチラシがあり、週一で行っている活動に参加させていただくことに。 参加者は全員日本人ですが、いろいろな国の言葉を自然に喋って覚えていこうという趣旨で、子供から年配者まで和気あいあいとしたものでした。 そこにいた子供たちと息子は意気投合、というか多言語など無視して走り回って遊んでいるだけなのですが…羽目を外しまくって私はキレましたが。 そこに3回ほどお邪魔し、今後の帰省時の新たな居場所ができ、これまた嬉しい。

そして去年初めて会った県外に住む私の友達の子供たち、ちょうど息子の1歳上と1歳下の兄妹と再会。 友達の息子君とうちの息子は、会ったとたんに近所の友達のように遊び始める。 去年初めて1回(正確には1泊2日)会っただけで、その後1年間会うこともなかったのに、二人ともブランクを感じない自然体で遊んでいるのです。 気が合うのか、不思議。 家族ぐるみで交流できるし、こんな友達がいて本当に嬉しい。

と、大変だったけれど、嬉しいことも多い滞在で、感謝することしきりです。 やっぱり日本はいいなぁと、つくづく思うのでした。
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新学期が始まり2週間、まぁまぁよくやっているのかと思ったら、先生からのメールで「授業に対して浮き沈みがあり、課題に目を向けさせるため、いろいろ試行錯誤しています」と。

今学期からポイント制のお小遣いを導入し、お手伝い等の他、その日の学校できちんと問題なく勉強したら50円ほどのポイントを与えるようにし、毎日「今日もきちんと勉強したよ!」の自己申請だったのですが・・・

先週末は申し訳なさそうに、「実はそうでもなかった。 勉強やりたくないときは逃げたりしちゃった」と告白。

算数の新しいテキストも一度も家に持ち帰らず、紙に書くテキストがやる気ないときは学校でタブレットを使った学習をしているそうです。

しかし、そのアプリは、うちでも以前ダウンロードしたことがある市販のもの。 そのとき息子はあまりやりたがりませんでした。 しかし紙の教科書とタブレットどちらかがいいかというと、やはりタブレットの方がいいようです。

学校でもその市販のアプリってなぁと思いますし、私としては、日本の教科書を使って算数の学習させたい!(内容が優れていて分かりやすいから。) しかし、とにかく本(教科書)を読むのを嫌がるのです。

ちょうどこのようなタイミングで日本の算数のタブレット先取り学習教材についてのご案内をいただきました。

RISU算数

タブレット学習といっても、AIが学習者のデータを集め、その子にとってピッタリな問題を提示してくれるうえ、東大生らを中心とした個別フォローを、メール・動画・オンライン授業等で受けることができるそうです。

と、内容を読んでいくうちに、数年前このRISU算数(公式ブログ)に関する新聞記事(確か朝日デジタルでした。参照:RISU算数のあゆみと評判・メディア掲載)を目にしたことがあるのに気づきました。

そこの家のお母さんは働いていて忙しく、なかなか子供たちの勉強を見てあげられず困っていたけれど、子供たちにタブレット学習教材を与えると自主的にタブレットを開き勉強するようになった。個別にサポートがつくので、分からないところは先生に質問し理解を深めている。

それを読んで、いいなぁぜひ息子にも与えたいと興味を持ったのです。 それがRISU算数だったんですね!

今、人数限定で1週間無料おためし体験できるそうです。

RISU算数(←詳しくは、ホームページで。)

タブレットは専用のものが必要で、RISU算数から支給されます。 持っていなくても大丈夫ですし、RISU算数の勉強以外、他のことができないっていうのも、子供に与えて安心。(息子にゲームアプリも入っているタブレット与えて勉強させていたら、いつの間にかゲームしているし。)

就学前のお子様用に
RISUきっず 
もあるようです。

1年生のときは慣れない勉強で疲れるのだろう、勉強嫌いにはさせたくないと無理強いはやめていたのですが、2年生になってもこのままでは、勉強するという習慣が身につかず、どっちみち勉強できない子になってします。

なのでストレスを感じさせず、学習することはおもしろいと知的好奇心を満足させ、勉強させるようにするのが2年生前学期の目標です。

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