バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

2018年08月

最初の1週間、といっても火曜日からなので4日しか行っていませんが。 

登校初日の前夜と朝は「学校行きたくない感じ」などと言い、親をヤキモキさせましたが、行ってみれば楽しかったようで先生方も「とってもいい子でした」とおっしゃっており、一安心したところ、翌日迎えに行くと、クラスで写真を撮ったところ自分の顔がきちんと写っていなかったと気分を害し廊下に座り込んでいた息子。 私を見ると、靴も履かず外に飛び出し、追いかけ説得させて家に連れて帰るのに一苦労。 ああ、やっぱりダメかぁと暗澹。 しかし木曜と金曜は問題もなく、特に金曜は給食を完食したとのこと。 友達と遊ぶのも楽しい様子。

給食の時つけるため(他の子の食べる音がうるさいと神経質になるので)イヤーマフを持たせていたのですが、木曜の朝には「必要ない」と置いていきました。 給食も問題なく食べているようで安心ですが、日本や欧州小旅行の際は偏食で「おいしいもの」が山ほどあるのに全然食べようとせず、現地の味気ない給食を喜んで食べる姿に複雑な思いも・・・

家では、ゲームに夢中になっているところを私が辞めさせようとして喧嘩になるトラブルは相変わらず。 でも、こっちの言うことを聞いたり、手伝ったり、比較的扱いやすく思うことも。 金曜の午後に町でフェスティバルがあり、子供向けの歌の開催があるというので公園に行ってみると、なんとS校の音楽の先生が参加していてサプライズでしたが、ちょっと聴いて「つまんない」と。 「こういうのじゃなくて、ロックミュージックとかがいい」と。 

内容は幼稚園向け(歌のお兄さんとお姉さんと一緒に歌って踊ろうって感じの)だったのですが、去年まではこういうのも喜んでいたと思ったけれど・・・ それで夕方から行われる駅前広場のコンサート(アイドル系が出演)に行ったら、これらの人気アイドルや歌は学校で聴いて知っているんですね。(私は知らないのですが。 家では私が持っているロック系のCDを一緒に聞いていますが。) それでノリノリ。 そこで初めて息子の内面の成長を真にした思いでした。 今までとは違うんだなー、と。 小学校1,2年って、まだ幼稚園の延長のように思っていたけど。(しかし8歳、来年には9歳になりますしね。)

まだ本格的に始まっていないけれど、勉強にもちょっと意欲的かな? と思っていたところ、今朝また「学校に行きたくない」と荒れ始めた・・・ でも、登校時間が近づくと、さっさと学校に行きましたが。

クラスメートは一人転校したほかは1年のときと変わらず、担任の一人は0年生から同じ、もう一人はベテランの先生、そして1年の時もアシスタントとしてクラスを担当してくれていた人が、息子付きということでいてくれます。 息子の席は他のクラスメートと離し、常にそばにこのアシスタントの方が付き添っているという待遇。 授業時間は1年の時よりちょっと多くなり、月曜と木曜が14時まで、金曜は12時までで、他の日は13時まで。(私からすると、以前住んでいた市に比べると、それでもずっと短い授業時間。)

明日は聴覚検査のため病院に行くので学校は休み。 来週は学校にて「3機関による特別ミーティング」なのですが、前回の続きはキャンセルされ、「自閉症児のための特別学校」から人を呼び、親とS校と息子の対策を話し合うんだそうです。 副校長は、息子を自閉症児の学校に追い出したいようなんですよね・・・ なので今のとこ、息子には問題なく学校生を送ってもらいたいのですが。 親としては、本当に心労がつきません。 

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長~い夏休みが終わり、ようやく学校が始まりました。

息子と一緒に日本に1か月半ほど帰省し、こっちに戻った1週間後に今度は家族3人で欧州内で小旅行をしたのですが、それでも学校が始まるまでの、その前後1週間がまた長い・・・夫も一緒なのにお互い長く感じヘトヘト。 来年の夏休みはどうしようか、今から暗澹としています。 日本の実家に息子と二人でいるのも大変でした。

日本から戻ったらパソコンが壊れていて、何もできませんでした。 今日ようやく落ち着いて対処したら、直った? とブログを書いています。

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