バイリンガルで聴覚障害と発達障害

5歳で感音性難聴が分かったバイリンガルハーフの息子、難聴学校に入学。 その後、発達障害(自閉症)の診断も出ました。 親としての備忘録、息子の成長の記録、欧州で暮らしているので日本とは言語も環境も異なりますが情報共有としてブログを始めました。

2017年04月

子供の発達障害の診断や治療(療育)は、子供や10代(18歳まで)の若者たちを対象とした児童精神科(心療内科)で行い、各々地域の病院にあるのですが、私たちが選んだのは総合大学病院(いつも聴覚検査に行っているいるとこ)にある、「ろうや難聴児のための児童精神科」。

聞こえない、聞こえにくい 子供たち特有の症例に熟知している医師やカウンセラーが常在し、手話通訳や補聴器の補助システムなども完備。

子供が聴覚障害である場合だけでなく、親や兄弟など家族が聴覚障害の場合も対象になっています。 

発達障害だけでなく、学校でイジメにあっている、生きづらさを感じている、鬱っぽい、といった精神に関わる問題を抱えている場合も、ここです。 聴覚障害特有の事情があったり、当事者の子供は普通に聞こえるけれど家族に聴覚障害者がいるゆえに発生する悩みなどもあるだろうから、聴覚障害関連者に特別な精神科があるのは、とてもありがたい。 (全国に3箇所しかないようなので、通える範囲内にあってラッキー。)

で、当日(4月19日)は朝9時からの診察。 初診の場合、なるべく家族全員でくるようにと言われていました。 (うちは私、夫、息子の3人ですが、大家族の場合大変ですね。)

お会いしたのは、聴覚障害のスペシャリストであるカウンセラー(50代くらいのベテランらしい女性)、医師(身体的な問題や健康面を見るため。 30~40代くらいの女性)、心理士(まだ20代くらいの初々しい女性)。

3人も揃っていたので、ちょっとビックリ。 (予約日の通知には、カウンセラーと医師の名前しかなかったから。) でも、3人の異なる専門家から総合的に診てもらえるのは、心強いし 重要だと思いました。

部屋に入り、一同円卓を囲んで席に着きましたが、結局は主に夫が息子について語り、息子は部屋にあったオモチャで遊び始めるけど一人では退屈して、会話に割って入ってくるので、私が席を離れ息子の相手をするという展開に。 (最後の方で、心理士の方がちょっと息子の相手をしてくれました。)

 聴覚障害のスペシャリストであるカウンセラーが進行役として場を取り仕切り、夫が息子について語るなか、ときおり医師や心理士から質問が出ます。 また内容によっては、カウンセラーが「それは難聴だから」と聴覚障害の立場から訂正や説明を入れてくれます。

このカウンセラーさんは、息子の担当である特殊教育専門家のMさんとは熟知の中で 、Mさんからの紹介状を受け取った人です。 (この人がいろいろコーディネートするのかな?) 息子が難聴児のための特別支援学校S校に通っていることを伝えると、「S校のことはよく知っていますよ。 (S校の生徒は)ここの常連だから。」とおっしゃっていて、あはっ、やっぱり!?と心の中で思いました。

というのも、私も夫も、S校の生徒たちとは息子の送り迎えで、ちらっと接したり様子を目にするだけですが、既に「この子は発達障害だろうな~」と思う子が何人か、いる。 

それから、初めに言われたのですが、「以前かかったという心理士(医療機関)もチェック しましたが、あそこはここ(児童精神科)とは違う機関なの。 医師のレベルも診る内容も違うのよ(低いレベルの機関)。」とのこと!

帰宅してから、以前の心理士からの書類を見てみたら、 確かに医療機関の名前が違っている(イニシャルでしか記されていないので、正式名称を知らなった。 そこは「児童精神科」ではなく、「児童健康センター」といったものえ、医師もそこに所属する心理士で専門レベルが低い。)

つまり、親である私たちが何度も息子に関する疑問や問題を訴えたのに関わらず、子供はそういうものよ、成長するうちに治るわよと押しとおし、難聴を見落としていた「かかりつけ保健師」は、発達障害の診断を求む私たちのことを、またも軽くみなし、正式な専門家(心理士)に紹介状を送らず、簡易的なとこに送ってたということ。

そして、そこの心理士は何にも分かっていないようだったし、ちょうど難聴が分かったので難聴の治療に専念することにし、発達障害に関しては置いといたのです。 (そして、今また発達障害疑惑が・・・)

本当に、全ての 元凶は、生まれたときから就学前の5歳まで、一人の子供に一人の保健師が担当する「かかりつけ保健師」。 呆れるしかありません。

長くなったので、面談の内容は次回に。

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また学校は1週間の休暇でした。 イースター休暇で先週から今週の月曜(昨日)まで。 先週の月・火は学童に。 水・木は私と家にいたのですが、雹や霰が降る悪天候で、文字どおり私と息子は家の中にいただけ・・・ 金曜から夫は休みで、土・日は夫の実家へ。 土曜がまた集中豪雨という悪天候で、家の中にだけいると、息子はエネルギーを持て余し気味なので困ります。 日曜は打って変わって快晴になったけど、庭は濡れていたので、恒例のエッグハントは室内で。 昨日も天気が悪く、私は洗濯をしなくてはいけなかったので、外出できず、息子はご飯のおかずが気に入らず食べないので喧嘩になり、夜はなかなか寝付かないので、添い寝していた私の方が先に寝てしまった。

学校が始まって、ほっ。 まだこれから休暇等あるかなとカレンダーを見ると、 5・6月にちょこちょこ祝日があって、6月半ばから夏休み。 あと2か月で、もう夏休み!(しかも夏休みは丸2か月!)

また明日は、朝早くに息子を遠くの病院に連れて行くので、また学校休み。 息子の発達障害の問題で、心理療法士さんの予約を取りました。 

3月に学校の担任の先生方と話し合い、心理療法士に会う必要があると分かり、最初は地元の病院に問い合わせるよう勧められました。 帰宅してからすぐに夫が電話をしたのですが、この国の病院システムの常、たらい回し。 ここの電話番号じゃないとか、初診には紹介状や診断書が必要だとか、以前住んでいた市で心理士の診察を受けていたので最初にその医師と連絡を取らなくてはいけないとか・・・

埒が明かないので、聴覚障害サポートセンターの担当カウンセラー(特殊教育専門家)Mさん(ご本人も聴覚障害)に連絡を取ることに。 聴覚障害児童用の心理療法士がいるので、必要があればそっちにかかることができると、最初にお会いしたとき言われていたので。

時を同じくして学校の担任からも、ここで診てもらうこともできると、そこの診察所のパンフレットをいただきました。 

Mさんは後日電話をくれ、すぐに連絡できなかったことを詫びると話を聞き、それならすぐに私が紹介状(診断書)を書いて聴覚障害専門の心理士に送るわ、と言ってくださりました。

学校のH先生にそのことを告げると、長年S校に勤めるH先生はMさんのことをよくご存じで、彼女は本当に仕事ができると太鼓判。

それは私たちもよく分かっていて、だからMさんに絶大な信頼を寄せ、心理士の件が困難だと思うとすぐに彼女に連絡を取ったんですよね。 本当に頼りになる。

で、心理療法士からはすぐに連絡がなかったのでヤキモキしていましたが、先週の月曜に予約日が送られてきました。 それが翌週の水曜(明日)。 病院の聴覚科からは、約1か月前に予約日等が送られてくるので、今回なかなか連絡が来ないなとヤキモキしていたのすが、早っ。

 ということで、明日は病院です。

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日本に住んでいれば、この4月から息子は小学2年生。(ここでは小学0年生の真っただ中。) 日本大使館から教科書をいただきました。
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2年生前期分は、「こくご・上(光村)」「しょしゃ(光村)」「算数・上(東京書籍)」「音楽(教育芸術社)」の4冊。 (教科書の出版社は、私のときとほぼ同じのようです。)

息子は教科書を受け取り「わーい!」と歓声をあげたものの、見向きもせず・・・ (私が)中をみると、国語も算数もかなり高度になっていて、息子の日本語レベルじゃ無理だ。

ところで、私の日本の友人の子が保育園を卒園、この春小学校に入学なのですが、その子は保育園で、もうお習字をしているのです。 漢字で「花」と書いてあり、それがとても上手。 名前はひらがなで書いてあり、小さな字なのにきれいに書けています。 私よりずっと上手い、今の保育園ではもうお習字するんだねぇと感嘆してたら、お母さん(友人)曰く、「勉強系の保育園で、習字や漢字を習うけれど、小学生になるとみんな忘れてできなくなるから意味がないよ。」

そういえば、私の別の知人が、違うところですが勉強系の保育園に勤めていて、やはり「小学校に上がると、みんな忘れるので、保育園で一生懸命(読み書きや跳び箱などの体育等)やらせてもあまり意味がないんだよね」と、ボヤいていました。

友人に、そんなもんなの~?と半信半疑で聞けば、「小学校に入れば、継続しないとみんな同じになる。 上の子も、そう。」とのこと。

本当に、そんなもんなの~? 

就学前に身につければ小学校で苦労しない、就学前に習得ものは一生身につくものと思っていたのですが。 勉強が身につく年齢があって、だから就学年齢は7歳前後なんでしょうかね? (息子も、早めにやらせようとしてもできなったこと、年相応にできるようになってきましあ。) 就学前は勉強より、のびのび遊んでいればいいのかな。
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英語圏以外の国で、日本語と在住国の言語でバイリンガル子育てをしているわけですが、やはりここに「英語」も加えたい。

でも、子供に負担がかかり、また子供が混乱したり、かえって言語発達に悪影響を与えるのではないかと危惧し、息子に対しては日本語と現地語のみで語りかけてきました。 母語の基礎をしっかり根付かせるのが一番大切だと私も思います。

しかし、子供の将来のことを考えると、英語は重要。 学校で習う科目でもあり、学業や仕事上でも英語ができなければ何もできないというのが現状。 しかも難聴なので、外国語教育は早くから始めた方が良い。(文法とかではなく、発音や単語に慣れるという意味で。)

日本語と英語、どちらが重要度が高いかというと、もちろん英語、というのがこの国や世界の常識でもありますし。 

もともと私と夫は家では英語で話しており、息子も難聴でなければ、親の会話を傍で聞いて自然と英語が分かるようになっていたかもしれないけれど(そのような例をよく聞きます) 。 難聴が分かる前は、Youtube で英語の童謡もよく聴いていましたが、どれだけ耳に入っていたのかなぁ?

7歳になる前は「英語」の存在がよく分かっていなかったようで、全ては日本語か現地語(←英語も含まれる)だったのです。 7歳になって、もう母語(日本語と現地語)の基礎がしっかり身につき揺らぎのないものになっていると思い、意識させるように英語を導入するようにしました。

すると、聞いていて英語と現地語の違い、同じアルファベットで書かれていても英語と現地語の違いが分かってきて、英語を意識し、英語に興味を持つようになったのです。 また英語が話されているロンドンという「国」(都市ですが、イギリス国だと規模が大きすぎてよく分からないみたい)にも興味持ち、いつか行くのを楽しみにしています。

よしよし、とほくそ笑んでいたのですが・・・ 英語の教材にアイアン・メイデンを選んだ親がバカだったのですが・・・ 息子の机の上にあった紙片。
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アイアン・メイデン の歌詞が書いてあります。 ブックレットを見ながら自分で書き写したんですね。 えらいです。 しかし「お前が殺るなら俺も殺る」って・・・ 息子は英語の意味を知らずに書いています、知らずに歌っています、邪悪な歌詞を・・・

それから、2月に新しい言語療法士さんと初めてお会いしたとき、先生から「二か国語ができるって聞いたけど、何語と何語を話すの?」と聞かれ、堂々と「現地語と英語」と答えていました・・・

英語の導入に力を注いだ結果、日本語がおざなりに。 もちろん、私とは常に日本語を話し、英語は喋れる域にないのですが。 英語や現地語に関しては、読んだり書いたりしたいという気持ちが強いです。 (学校で習っているので、どんどん分かってきて面白いんですね。 英語も、読み方は違うけどアルファベットなので違和感がないみたい。)

しかし、日本語の方はさっぱり読み書きができなければ、興味もない。 (私の教え方が悪いんだなぁ。)

ある日、日本語で何か書いていたので喜んでいたら、これ・・・
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意味不明。
「うん〇の家」とか、おならが「プー」とか・・・ 悲しくなりました。 (やはり、育て方を何か間違えています、私・・・)
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