2歳くらいから、どこか(一般の子とは)違う・・・と感じていた母親である私。 発達障害を疑っていたのですが、保健師も保育士も、そんなことはないと相手にしてくれなかった。 5歳で難聴が分かり、聞こえにくい為だったのかと納得したのですが、難聴児のための特別支援学校に入学して、聞こえの面では対処してもらえる環境にも関わらず、根本的な違いは相変わらず。 で、今年4月(7歳)に聴覚障害者のための児童精神科へ伺い、自閉症スペクトラムと思われると診断され、でも決定的な診断が下されたわけではなく、夏以降に診断テストを行うことになりました。
これが計4回行われました。
1回目は9月5日、受ける側は息子と両親である夫と私の3人、診断する側は心理士と聴覚障害者のためのカウンセラーの二方。 息子は別室で心理士とのテストを受け、私たち夫婦はカウンセラーに息子の日々と言動について話しました。 夏に1か月日本にいたので、そのときの様子、感じたことを私がレポートにまとめたら計3ページにもなってしまった。 日本を本人は楽しんでいたけれど、やはり環境が変わり常にテンション高く、タガが外れていたこと。 こっちに戻って学校が始まってから、かなり酷い吃音やチックの症状が表れたこと。 ちょうど話し終わったとき、息子も戻ってきて、約1時間ほどの面接でした。
2回目と3回目は、9月14日と19日に行われ(つまり3週連続)、息子だけが診断テストを受けました。 両方とも45分程(長いと子供も集中力が続かず疲れてくるので)。 具体的な内容は分からないのですが、息子曰く「算数してた」。 3回目は聴覚障害者のためのカウンセラーさん同室で、息子の映像を撮りました。
息子の診断テストは3回で終わりで、10月2日は両親へのインタビューということで、夫と私で出向き、チェックリストに基づいた質問を受け、答えます。 (チェックリストは事前にも2種類もらって記入したのですが、膨大な量があり、埋めるのが大変。 息子に当てはまるのもあれば、まったく当てはまらないものもあり、以前はあったけど今はないものもあり・・・現在6か月以内に関してなので。)
私は発達障害についてネットで調べたりし、ある程度の知識は持っていて、質問の意図することが分かったりもしましたが、夫は・・・
「息子さんが、例えば車のおもちゃで遊んでいるとき、ずっーとタイヤを回し続けたり、ドアの部分を開け閉めしているだけだったり、しますか?」の質問に、「ミニカーのドアの部分を開け、ブーンと空を飛ばして飛行機だと言ったりしました」と真顔で答え、「それは想像力の賜物ね!」と大笑いされたり(これは、全体像ではなく細部にのみ拘る傾向があるか、という質問だったと思うのだが)、
「息子さんが小さい頃、例えばものを取りたいとき、他の人の手を使って取ろうとしていませんでしたか?」との質問には、「前のアパートに住んでいたとき、上の方にぶる下がっていたものがあるんですよ。 息子はそれが気になって、私が抱っこすると、私の手を使ってそれを取らせようとしました」と、一生懸命説明しているので、また「これとそれとは意味が違う」と爆笑されたり。
人の手を使って自分がしたいことをさせるのは自閉症児に見られる「クレーン現象」というもの。 夫は帰りの電車で「そんなこと聞いたことなかったよね」と驚いて私に言うのですが、私は知ってたよ。
3時間かかると言われていたのですが、夫と私はけっこうテキパキ答えられたので(息子が赤ん坊の頃から現在までの健康状態や言動に関わる質問で、子供は一人だけなので、この点まだ覚えている)、2時間ちょっとで終わりました。
心理士は息子の学校の先生(担当の3人)にも電話でインタビューをし、他にも息子を担当していた言語聴覚士さんとも電話で話したそうです。
これらの息子が受けたテストや息子の周りの人々へのインタビューをもとに、今後の治療方法を決めていきます。 今後、学校で教師と親と心理士を交えた話し合いを行い、また私たち親と心理士の面談も行われる、というのが一連の過程になっているようです。
心理士もカウンセラーも、また息子の学校側も、手ごたえがあり信頼できる方々なので、本当に満足しています。 (今までの、保健師やら心理士やら保育園とは、雲泥の差。)
これが計4回行われました。
1回目は9月5日、受ける側は息子と両親である夫と私の3人、診断する側は心理士と聴覚障害者のためのカウンセラーの二方。 息子は別室で心理士とのテストを受け、私たち夫婦はカウンセラーに息子の日々と言動について話しました。 夏に1か月日本にいたので、そのときの様子、感じたことを私がレポートにまとめたら計3ページにもなってしまった。 日本を本人は楽しんでいたけれど、やはり環境が変わり常にテンション高く、タガが外れていたこと。 こっちに戻って学校が始まってから、かなり酷い吃音やチックの症状が表れたこと。 ちょうど話し終わったとき、息子も戻ってきて、約1時間ほどの面接でした。
2回目と3回目は、9月14日と19日に行われ(つまり3週連続)、息子だけが診断テストを受けました。 両方とも45分程(長いと子供も集中力が続かず疲れてくるので)。 具体的な内容は分からないのですが、息子曰く「算数してた」。 3回目は聴覚障害者のためのカウンセラーさん同室で、息子の映像を撮りました。
息子の診断テストは3回で終わりで、10月2日は両親へのインタビューということで、夫と私で出向き、チェックリストに基づいた質問を受け、答えます。 (チェックリストは事前にも2種類もらって記入したのですが、膨大な量があり、埋めるのが大変。 息子に当てはまるのもあれば、まったく当てはまらないものもあり、以前はあったけど今はないものもあり・・・現在6か月以内に関してなので。)
私は発達障害についてネットで調べたりし、ある程度の知識は持っていて、質問の意図することが分かったりもしましたが、夫は・・・
「息子さんが、例えば車のおもちゃで遊んでいるとき、ずっーとタイヤを回し続けたり、ドアの部分を開け閉めしているだけだったり、しますか?」の質問に、「ミニカーのドアの部分を開け、ブーンと空を飛ばして飛行機だと言ったりしました」と真顔で答え、「それは想像力の賜物ね!」と大笑いされたり(これは、全体像ではなく細部にのみ拘る傾向があるか、という質問だったと思うのだが)、
「息子さんが小さい頃、例えばものを取りたいとき、他の人の手を使って取ろうとしていませんでしたか?」との質問には、「前のアパートに住んでいたとき、上の方にぶる下がっていたものがあるんですよ。 息子はそれが気になって、私が抱っこすると、私の手を使ってそれを取らせようとしました」と、一生懸命説明しているので、また「これとそれとは意味が違う」と爆笑されたり。
人の手を使って自分がしたいことをさせるのは自閉症児に見られる「クレーン現象」というもの。 夫は帰りの電車で「そんなこと聞いたことなかったよね」と驚いて私に言うのですが、私は知ってたよ。
3時間かかると言われていたのですが、夫と私はけっこうテキパキ答えられたので(息子が赤ん坊の頃から現在までの健康状態や言動に関わる質問で、子供は一人だけなので、この点まだ覚えている)、2時間ちょっとで終わりました。
心理士は息子の学校の先生(担当の3人)にも電話でインタビューをし、他にも息子を担当していた言語聴覚士さんとも電話で話したそうです。
これらの息子が受けたテストや息子の周りの人々へのインタビューをもとに、今後の治療方法を決めていきます。 今後、学校で教師と親と心理士を交えた話し合いを行い、また私たち親と心理士の面談も行われる、というのが一連の過程になっているようです。
心理士もカウンセラーも、また息子の学校側も、手ごたえがあり信頼できる方々なので、本当に満足しています。 (今までの、保健師やら心理士やら保育園とは、雲泥の差。)